船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…7

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…6』のつづき)

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200127.jpg無銘橋をくぐりつつ望んだ上流側。この前後はクランク状というと大げさですが、軽くSカーブになっていて、くぐったところで次の橋が見通せました。

で、この新海老川橋なんですが、遠目に見ても真ん中の橋灯の造りなど、これまでの橋にも増して手間がかかっていそうな感じ。ちょっと待って、高欄の上の凹凸は何だろう?


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楽器を持った小人さんたちが、テンション高めに行列中!

200129.jpg一体一体は小さいにもかかわらず、まあ目線の吸い寄せられること。くぐりざま、思わずまじまじと眺めたくなるような、結構なインパクトです。

いやしかし、青銅色の彫刻とか彫像、よほどお好きなんだなあ‥‥。海老川の橋たちの意匠は、きっとお一人のご担当が采配したに違いない、と根拠のない妄想がぐるぐる。

ところで、この前から水深がじわじわと上がり始め、少々気になる値になってきました。まあ、それでも1.8m、この調子ならまだしばらくは大丈夫、次の橋はどんなお飾りがあるかしらと、続けて前進!



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短い直線区間の後、軽く左に折れたところで、2本目の鉄道橋が出現。総武線ですね。

ここも先ほど同様、緩くS字に折れていて、橋が右手にオフセットしているように見えます。河道の幅はさして変わらないのに、どういうわけだか、不安をさそう眺めに思えて、少し気分が引きぎみになりました。徐々に浅くなる水深に、警戒感を抱いていたせいかもしれません。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…8』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…6

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…5』のつづき)

200121.jpg橋の件は置いておいて、遡上を続行。短い直線区間を挟んで、この先はさらに右へ曲がるようですね。次の橋の向こうに、鉄道の高架線が見えてきました。京成線でしょうか。

海老川に入って以来ずっと、両岸とも河畔に道路が平行して伸びていましたが、右手を見るとどうやら道は途切れて、住宅が護岸に接しているようです。


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200123.jpgこの九重橋、高欄に何やらお花(牡丹?)のレリーフが、ズラリとはめ込まれているのはいいものの、これまでの流れから、中央の柱に何も立っていないのが、逆に気になってしまいます。

変化をつけているというか、メリハリがあるというか‥‥こうして見ていても飽きさせない、注意を引く仕掛けが凝らされているように思えてきました。海老川の橋たちを計画した人は、もしかして、河上からの目線も意識していたのかなあ。

九重橋の向こうは、高架橋の下手前あたりから、さらに右へ曲がっているようですね。180度の大屈曲とまではいかないものの、クネクネとまあ、よく曲がる川だなあ、というのが海老川の印象の一つ。深さは2.1m、みなまでいうな、まだイケますとも!

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京成本線下の屈曲部に接近、左手には暗渠の合流部も見えますね。護岸もそうですが、このあたりさっぱりと処理されていて、近年まとめて整備されたことがうかがえます。

高架の影になっていますが、ここにも橋が。今度はどんなお飾りがあるのかと思っていたら‥‥。

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まったくの無装飾橋! って、それが当たり前なのでしょうけれど、イヤ、毎回意表を突いてくれますわ海老川の橋は!

しかもGoogleストリートビューで見てみたら、無銘橋でした。親柱に銘板のスペースはあるものの、掲げられていないのです。まだ名前を付けていないのか、取り外されたのかわかりませんが、珍しいこともあるものですね。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…7』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…5

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…4』のつづき)

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栄橋をくぐりざま振り返ると、逆光に音符が透かされてなかなか素敵。水上からの目線でも、効果の大きい装飾であることがわかります。

これまた凝った彫像のお題は判じかねるものの、高欄に描かれた楽曲と、何か関係がありそうですね。しかし、橋一つ一つにテーマ性らしきものが見いだせて、装飾にもひとかたならぬ心配りがされていること、本当に感心させられます。

200117.jpgこの先は、右に大きく屈曲するのですが、魚探の感を見て驚きました。水深がご覧のとおりぐんぐん増して、ついには4.6mを指したのです! 

屈曲のアウトコースが、流速の差で深掘れしているのだと察しがついたものの、いきなり倍以上の水深になるとは、ずいぶん剣呑ですね。

基礎護岸などの防護策がないと、護岸もいずれ持たなくなるのではないか、と心配になります。平時の流れはもちろん、この日のように穏やかでしょうから、増水時の流れ方がいかに厳しいか、とみてよいでしょう。

もっとも、この河道幅で基礎護岸が張り出していたら、仮に水深があっても狭すぎて、とてもここまで遡上できなかっただろう、とは思いますが。

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200119.jpg次の丸山橋に近づくにつれ、水深は急速に上昇し2m台に。GPSの航跡を見ても、過去の2本より北上できたことを確認でき、大いにご満悦。まだイケそうですな!

丸山橋には、魚鱗形の装飾を施した高欄に、これも何やら左手に、彫像らしきものが高々と掲げられています。毎回判じものを眺めているようで、妙な気分になってきましたわい。

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う~ん、コレは‥‥。表面の絵柄は有名な「考える人」のようですが、三角の周りにももしゃもしゃと、見当のつかない造形が。もはや彫刻の森ならぬ、彫刻の都市河川になってきましたのう。しかし、少々わかりづらくはあっても、どれも手がかかっていて、チープさがないのは感心させられたものです。

ことここにいたり、鈍感な船頭も、船橋市がこの川の橋たちに、並々ならぬ注力をしていることに気づかされていました。米子市の加茂川畔で見た、「米子彫刻ロード」(『加茂川・中海遊覧船に乗って…8』参照)をふと思い出し、川とこの手の公共事業は、親和性があるのかもしれないなあ‥‥などと、生意気なことを考えたりもしたのであります。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…6』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…4

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…3』のつづき)

200111.jpg船橋初、海老川初のすり抜けをニヤケながら堪能し、逆光のまばゆさに目を細めつつ振り返ったらまた和船の船首が!

あれほど豪勢な船首が突き出していたのですから、こちらは船尾があるに違いないと期待していたのですが。こちらも船首なのが何とも、一粒で二度意表を突かれた格好。額を叩きながら、「イヤ、まいった!」と一人ごちてしまいましたです。

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お次はすぐに万代橋(新潟のじゃないよ)があるんですが、海老川橋のインパクトが斜め上過ぎて、ものすごく普通に見えてしまう‥‥。

でもよく見ると、高欄の手すりが波形に成形されていたり、側面の透かしも紡錘形を重ねたようなデザインで、何気に凝っているんですよ。渡ってみたら、裏側に彫刻でも施されているのかも。

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万代橋の先は、ぐっと左へ屈曲。曲がった先にまた橋が顔を出してと、探検気分で実に楽しいですわ、海老川! 今のところ、基礎護岸の張り出しもないようだし、水深はそこそこあるし、ほどよく狭いしで、もうすっかり海老川のトリコになったおっさん。

あっ、両岸とも護岸の天端が、円筒形の花壇になりましたね。左側の地表高が低くなったようです。

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200115.jpgこの栄橋、素敵なんですよ。高欄を五線譜にして、音符が並べられているんですから! 高欄の装飾としては、簡単かつ効果的で、秀逸な部類に属するのではないでしょうか。レリーフの絵柄は何でしょう、童話の「裸の王様」かしら。

この橋もいい塩梅に低いので、音符に感心しながら、ありがたくすり抜けさせていただきました。まだまだ、まだまだイケそうだ! うひょひょ。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…5』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川 橋の裏側

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…3

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…2』のつづき)

200106.jpg右手、護岸上に緑色の円筒をかぶせたようなつくりになっていますが、よく見ると、上に点々と草木が顔を出しています。単なる装飾ではなく、いわば植栽するための花壇なのですね。

屈曲を曲がり切ったあたりで、3本目の橋が見えてきました。むむ、桁の真ん中に、やたらカサのある何か異様なモノが突き出していて、怪しさ全開。吸い寄せられるようにして接近すると‥‥。

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‥‥‥‥‥‥!!

イヤ、言葉を失いましたよ。さして長くない桁橋の真ん中に、カサ高な和船の船首部分がいきなり突き出していたのですから! どんな由緒があるにせよ、失礼を承知で申し上げますると、違和感が凄まじいの一言に尽きました。特に水面から仰いだときの衝撃は、一生忘れられないくらいといっても、大げさではありますまいよ。

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まあ、和船好きではありますので、単なる高欄の装飾に留まらない、凝ったディテールには惹かれるものがありました。造りから見て、湾内各地を結んだ五大力船かしら? とあれこれ妄想。和船の活躍した時代を、記憶にとどめたい心意気は、十分伝わってきます。

高欄にはめ込まれたレリーフや、唐草模様のような装飾にも、何か意味があるのでしょう。いずれも詳しくはのちほど。ハト君が、船頭然と見下ろしているのも微笑ましいですね。ちなみに橋名は海老川橋。

さて、頭上を圧する和船に度肝を抜かれてばかりもおられません。ご覧のとおりの桁下高の低さ! そう、木っ端ブネ得意(自慢するようなことか)の、楽しいすり抜けであります! マストを倒し、前進微速!

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200110.jpgおおお、こりゃ低い! いや~、船橋ですり抜けを楽しめるとは! 想像だにしなかった嬉しい余禄に、いやが上にも気分が盛り上がる船頭。

両岸はきれいに整備されているし、水深も十分だし、橋は何だかスゴイ(ごめんなさい)しと、この時点で、海老川の魅力に早くもハマり始めた感がありました。よーし、行けるところまで遡上してみよう!
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…4』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…2

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…1』のつづき)

200101.jpgむう、波頭を跳ぶお魚が! 何でしょう、カツオかしら?(魚に疎い船頭)‥‥ちょっと驚かされましたが、橋が大切にされている感じもして、面白く見入ったものでした。

事前の情報なしで訪ねたこともあり、この後も、橋にはずいぶん注目させられることになります。まずはくぐったときの様子をそのままお話しし、橋それぞれの詳細については、後ほどまとめることにしましょう。

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河口から続いていたテラスが、西岸から先に途切れて、護岸が垂直にすとんと水際に落ち込む形になりました。テラスも、幅そのままにプツンと途切れるのではなく、先すぼまりにフェードアウトしていくのに目を引かれます。

屈曲というのは、次に何が出てくるかワクワクする反面、不安もあるものです。繋留船も途切れたし、このまま進んでも大丈夫かな‥‥。

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おお、3隻だけながら繋留船がいる! まだまだイケるぞと、内心ほくそ笑む思い。

上流側の1隻は、船上に楔形の枠組みがあるところから、海苔ヒビの下にもぐるようにて海苔を摘む、海苔舟ですね。このあたりならではの船影です。護岸上の柵には鉢植えが並べられ、水面上に枝葉をはみ出させているものもあって、住宅地を貫く川らしいのどかさがありました。

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200105.jpg繋留船も絶えて、河道も狭まってきました。家並みや護岸の様子から見て、左手の地表高が高く、右のそれは満潮線とほぼ変わらないくらい低いようですね。

ここで魚探に目をやると‥‥2.3m! 河底の波打ちは続いているものの、さっきより深くなっている! 河道の方も息をつかせず右へ屈曲してくるし、水深も大丈夫そうとあれば、探検心もそそられようというもの。イヤ~、何だかオラ、ワクワクしてきたぞ!
 
「ゴキゲン都市河川」なんて、うわついた題をつけられて、地元の方はさぞご立腹かと思いますが‥‥。この、繰り返す屈曲で先が見えないまま、「まだ行ける、まだ行ける!」と、めくるめく体験をさせてくれた海老川のワクワク感、まさにゴキゲンとしかいいようのない楽しさがあったのです。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…3』につづく)

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タグ : 海老川 船橋港

船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…1

(『船橋港の水門と水路めぐり…14』のつづき)

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第一橋からかましてくれます、船橋橋! バシバシという豪気な音にたがわず、叩いてもビクともしないほど堅牢そう。冗談はさておき、地名を冠しているということは、船橋という街のアイデンティティに関わるナニカがあるに違いない、と一人真顔で妄想する船頭。

手前には水管橋が隣接して架かっているのですが、側面ばかりに点々と錆びた部分が見えるのは、船のマストや棹の衝突痕かしら? 川からバシバシやられているとは、船影濃い船溜を控えた、第一橋のツライところでありましょうなあ。

200097.jpg気になる水深は、とモニターをのぞいてみると、只今1.6m。波打つ河底の感が少々不気味ですが、この先も繋留船があることだし、まだいけそうと続けて前進。

左のGPSに描かれた航跡、過去の2本が横並びになっていて、可航区間が旧海岸線の外側で揃っているのがわかります。今度はもう少しこの線を伸ばして、横並び状態を解消したいという欲も出てきました。

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反射光がゆらぐ橋の裏側を見上げながら、船橋橋を通過。もやう船には、長大な柄をつけた鋤簾が横たわり、三番瀬を間近に控えた、貝の豊かな水域であることを思い出させました。

200099.jpg一つ目を引かれたのが、河口からご覧のようなテラスが設けられていたこと。背面の堤防に張られた化粧板、鎖を張った杭ともになかなか品があって、小ぎれいな雰囲気でよいものです。

そういえば、今回進入に当たって特に「呼ばれていない」感じもせず、スルリと気持ちよく遡上を始めることができたのですよ。繋留船がいるという安心感があったにせよ、テラスが醸す雰囲気のよさも、背中を押してくれたに違いありません。

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いったん船影が途切れたところで、第二橋、八千代橋をくぐります。奥の河道は左に屈曲して、早くも先が見通せなくなってきました。

イヤ、それより、橋の高欄中央にある、彫像みたいなのは何だ? 高欄そのものも鋳物風で、装飾に力が入っているようですね。近づいて眺めてみましょう。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…2』につづく)

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タグ : 船橋港 海老川 橋の裏側