水路をゆく・第二運河 21年10〜12月のご案内



水路をゆく・第二運河にようこそ!
閘門・水門や橋、船の大好きな管理人が、水運全盛期への愛惜を胸に、全長21ft(約6m)の小さなモーターボートに乗って、東京周辺の川や運河をうろついたり、素敵な川景色や、舟運時代の面影を求めて、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ねるブログです。
少しづつですが、東京とその近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。

ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
小さい画像は、クリックすると別窓で拡大表示できます。
当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はご遠慮ください。
各記事と関連のないコメントは、できれば、この「ご案内」のコメント欄にお願いいたします。
いただいたコメントは、承認後の表示となります。

当ブログは、Doblog「水路をゆく」の姉妹編として、20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」の記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に順次移設しています。

【11月28日更新】タイトルバック画像を更新しました。東雲運河に建設中の、富士見橋の橋脚です。21年10月18日撮影。
【11月24日更新】フカダソフトの「きまぐれ旅写真館」と相互リンクが開通しました。
【11月22日更新】航行水路メモの各記事に設けていた、旧ブログへの該当記事リンクを、過去ログと当ブログへの検索結果リンクに置き換えました。各記事末尾の「〜を検索」の部分をクリックすると、該当記事のタイトルが表示されます。水路によっては、まだ過去の記事をアップしていないものがあり、該当記事が表示されない場合もありますので、悪しからずご了承ください。
【11月19日更新】タイトルバック画像を更新しました。建設中の東京港臨海大橋、中防側トラスです。21年11月15日撮影。
【11月13日更新】タイトルバック画像を更新しました。大横川、菊柳橋から北側を見たところです。21年9月20日撮影。
【11月6日更新】タイトルバック画像を更新しました。千葉県香取市下小堀、豊水門です。21年7月20日撮影。
【10月31日更新】タイトルバック画像を更新しました。春海運河、旧東京都港湾局専用線・晴海鉄道橋の遺構です。21年10月18日撮影。
【10月23日更新】タイトルバック画像を更新しました。日本橋川、江戸橋の裏側です。21年10月18日撮影。
【10月16日更新】タイトルバック画像を更新しました。大阪市、堂島川の大江橋下から水晶橋(旧堂島川可動堰)を見たところです。21年9月12日撮影。
【10月8日更新】タイトルバック画像を更新しました。京都市左京区、蹴上インクライン、蹴上船溜付近です。21年9月12日撮影。
【10月2日更新】タイトルバック画像を更新しました。京都市伏見区、濠川の蓬莱橋です。21年9月11日撮影。

橋の裏側…4

今年後半に撮った、橋の裏側をご覧に入れます。

18031.jpg大横川、平木橋。8月9日撮影。

片やぺったり座り、片や羽づくろいと、おくつろぎ中のハト夫婦。鋼桁橋の桁下スペースは、ハト君の社交場(?)になっている場合が多いです。平木橋のような、江東内部・西側河川の低い橋をくぐる際は、びっくりしたハトたちが、いきなり眼前に飛び出てくる場合もありますから、ご注意!


18032.jpg境川、今川橋。8月16日撮影。

繋留のために植えられた河岸棒、橋台の角で釣り糸を垂れる人など、浦安らしいノンビリした雰囲気の裏側風景。





18033.jpg日本橋川、豊海橋。10月18日撮影。

特徴のあるフィレンデールの構造部分はクリーム色ですが、中にはまった桁部分は、ご覧のとおりきれいなブルー。全く別の橋を見ているような印象です。




18034.jpg
神田川、地下鉄丸ノ内線神田川橋梁。10月18日撮影。

いつも、くぐる瞬間にちょうど電車が来てしまい、頭上でゴオッとやられて首をすくめるのですが、このときは珍しく出くわさず、心おきなく撮影に成功。構造を通して漏れてくる陽射しが、きれいでした。

18035.jpg
東京港、レインボーブリッジ。11月15日撮影。

このとき初めて、橋脚の内側に出入り口があることに気づきました。毎度のことながら、漫然と走っているので、数年がかりで「発見」することも少なくありません。橋脚の間を抜けられそうなのも、ちょっと惹かれるものがありますね。



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タグ : 大横川 境川 日本橋川 神田川 東京港

11月15日のフネブネ…2

(『11月15日のフネブネ…1』のつづき)

18026.jpg有明西運河の保安庁バースにもやう、測量船「海洋」。

621tと小柄ながら、自沈した北朝鮮工作船の探査に活躍したことで知られる、優秀な測量船です。建物の影になり、ちょっとうらぶれた感じに写ってしまいましたが、建造から16年、まだまだ活躍することでしょう。

18027.jpg
今回のイチオシが、汐浜運河で出会ったこの曳船。
古風な木造曳船ながら、化粧直しから間がないのか、白く輝く船体に、グリーンのライニングがよく映えて美しく、可愛がられているさまが見て取れます。

後部ににょっきりと後付けされた、監視用のボックスが少々アンバランスですが、それすらもこの船が現役バリバリであることがうかがえて、嬉しくなるくらいです。

18028.jpg面白かったのが、エンジンルームのケーシング側面から、排気管が延々とスターンまで伸ばされていたこと。

本来の排気は、直上のファンネルから出されているはずですから、この排気管は警戒船として停泊中、ボックスに人が入っている際に、油煙がかからないようにするためのものでしょうね。

18030.jpgお客さんを満載して、砂町運河を西に向かう派手な塗装の船は、新木場の貯木場に桟橋のある、江戸前汽船の屋形船。

昔の都電を思わせる、黄色と赤の個性的な船体は、砂町〜豊洲運河ではおなじみの姿。ハッチから半身を出して舵を取っていたのは、ひっつめ髪もいなせな女船頭さんでした。

18029.jpg砂町運河曙運河曙北運河の十字流で、前方を横切っていった港内曳船。背の高いキャブと、船首をぐっと上げたブルワークのラインは、この船の活躍の場が川や運河筋ではなく、海であることを物語っています。

桁下にぶつからないよう、マストを後ろに倒して、これから橋や水門をくぐり、港内へ出掛けるのでしょう。


(21年11月15日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 測量船 曳船 有明西運河 汐浜運河 砂町運河 曙運河 曙北運河

11月15日のフネブネ…1

(『11月15日の川景色…2』のつづき)

11月15日に出会った、フネブネの姿をご覧に入れましょう。

18021.jpg曙運河を出た右手、辰巳埠頭には、青ヶ島通いの貨客船、伊豆諸島開発の黒潮丸が接岸していました。

レンボーブリッジ西詰近くのバースでは、何度か見かけたことがありますが、こちらで出会うのは初めてです。角に丸みをつけた、ウイングのないのっぺりした船橋が個性的ですね。

18022.jpg曳船に曳かれて、貯木場の囲いに入ってゆく台船を見送っていたら…。

おや、真後ろに大きく電話番号を書いた看板が掲げられています。台船で宣伝とはと、珍しく思って帰宅後検索してみたら、旧綾瀬川と隅田川の合流点にある、おなじみ伊澤造船の持ち船でした!


18023.jpg東雲沖にて。この船社の真っ赤な通船、何度も出会っているんですが、その強烈な塗装のせいか、警戒船の任についていることが多いですね。

いや、実はその逆で、警戒船専従にするため、あえて派手な塗色にしたと言ったほうが、正しいかもしれません。


18024.jpg旧ブログでも紹介しましたが、神田川で最も気になるのが、柳橋の船宿街にもやう、小松屋さんの第二小松丸。

昭和55年に建造された、東京唯一にして最後の、木造純和船型屋形船とのことで、和船好きとしても惹かれるものがあり、以前から乗ってみたいと思っているのですが、いまだ果たせず…。この船で、同好の方々と水路・水門めぐりなどしたら、楽しいでしょうねえ。

18025.jpg
隅田川河口、豊海埠頭沖にて、観光汽船のヒミコと反航。バックのマルハのマークが日に輝いて、なかなかカッコ良し。

私的に大洋漁業は、子供のころに缶詰で刷り込まれたせいか、「は」を○で囲んだ、ストレートなマークの時代が印象深く、この新しいマークでは、いまいち食欲が湧かなかった覚えが…(失礼)。
撮影地点のMapion地図


(21年11月15日撮影)

(『11月15日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 神田川 東京港 通船

11月15日の川景色…2

(『11月15日の川景色…1』のつづき)

18016.jpg神田川を下り、美倉橋をくぐると、塗装工事でもしているのか、高欄がすっぽりとメッシュで覆われていました。

横断幕には「美倉橋工事中のため航行注意 平成21年8月中旬から平成22年2月中旬」とありました。神田川特有の上路式鋼アーチ群、大切にしていただきたいものです。


18017.jpgふたたび隅田川に出て、新大橋下流の屈曲部、日本橋消防署・浜町出張所の桟橋をふと見ると…妙なモノを発見。

桟橋に降りる階段の踊り場に、「火の用心」「火災予防運動」ののぼりが何本か立てられているのはいいのですが、その手前…昔風の半鐘と、はしごに取り付いてそれを鳴らそうとしている鳶風の男性が。…あれ? よく見たら人形でした
署員の皆さんの手作りでしょうか?

18018.jpg消防艇が出払って、桟橋ががらんとしていたのを珍しく思い見ていたら、上の「半鐘人形」を発見したわけですが、あんなところに人が登って、何をじっとしているのかと、一瞬ドキリとさせられました。

桟橋に掲げられた横断幕のとおり、火災予防運動の一環として展示されたものなのでしょう。少なくとも、河上から見たドッキリ効果は抜群のようです。

18019.jpg隅田川から、大島川水門をくぐり、大横川(旧大島川)にも入ってみましょう。高密度の桜並木で知られた水路だけに、紅葉もたっぷり楽しめそうです。

入ってみると、予想通り、いい塩梅の色づき具合。お花見の季節でなくともこの素晴らしさ、時間が許せば、ゆっくり櫓走して愛でてみたい気持ちになりました。

18020.jpg
ちょっと葉が疎らになっているところもあるのが惜しいですが、奥に目をやるほど赤味が増してゆく、グラデーションの妙味を楽しむことができ、大いに満足。

すでに潮は6分どおり満ちており、低い橋の続くこの区間と、平久川を抜けて外に出るにはギリギリの時間帯だったのですが…寄り道して良かった! 


(21年11月15日撮影)

(『11月15日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 神田川 隅田川 大横川 大島川水門

11月15日の川景色…1

(『11月15日の臨海大橋…2』のつづき)

18011.jpg11月15日に散策した水路の表情を、いくつか拾ってみました。

臨海大橋観賞の後は、船影がないのをいいことに有明西運河を飛ばし、西側水面へ。
西寄りの風のせいか、低いうねりが入ってきており、軽くピッチングしながらの高速航行。薄もやのかかっていた前回と違い、視界は良好、鮮やかな港内風景が楽しめました。

18012.jpg
港内を横切り、芝浦に寄せてから隅田川に入ろうとしていたら…。あっ、つい最近まで赤い扉体だった、芝浦東運河日の出水門が、青く塗り替えられている!

しかも、例によっていかにも保護色っぽい、淡いブルー…。う〜ん、遠くから見ると、ビルや橋の間に埋もれてしまうような…。通航する船舶にとっては、視認しやすい色に塗っていただいた方が、安全面からも良いと思うんですがねえ。

18013.jpg隅田川から日本橋川に入り、例のごとく高架下水路と、古い橋たちを楽しみながらの遡上。

雉橋をくぐったとき、中天に達した陽射しが首都高のすき間から射し込み、何ていうんでしょう、橋台の水際にある球形の装飾をくっきりと照らし出して、造形の美しさを再認識。この時代の橋って、本当に、水上からの視線を意識したデザインになっているんですよね…。

18014.jpg
神田川に入って、本郷台の堀割区間に至ると、すでに木々の葉は紅く色づき、ちょっとした紅葉狩りの気分でした。

18015.jpg日が短くなったこの時期は、日陰の多い神田川に入ると、底冷えがしたものですが、この日は幸いにして小春日和の暖かさ。心ゆくまで街中の渓谷美を満喫できたのは、何よりでした。

前日まで降雨があったにもかかわらず、水も比較的きれいで、艇上から魚が泳ぐ姿も見られるほどの透明度。文句なしの川走り日和といったところです。
撮影地点のMapion地図


(21年11月15日撮影)

(『11月15日の川景色…2』につづく)

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タグ : 有明西運河 芝浦東運河 日本橋川 神田川 日の出水門 東京港

とつでんの出会い

う〜む、あっため過ぎて、すっかり忘れてしまっていた…。ずいぶん前に撮ったもので恐縮ですが、一昨年に見た、衝撃物件(私的には、ね)をご紹介します。
19年9月、初めて綾瀬川を遡上したときのことです。コレ↓が壁の上にちょこんと乗っかっていて、驚かされました。


凸電(凸型電気機関車)がいる!
似ているなんてレベルではなく、ディテールまでほとんどそのまんま、下周りにかぶせたら、走り出しそうな感じすらします。
…と、トツデンいや、突然言われてもイメージしづらい、と言う向きもおありでしょうから、画像を検索してみたところ、近い雰囲気の模型がヒットしましたのでご覧ください。ナローガレージ掲示板より。

まあ、水路を徘徊していて、結構な数の「何か別のモノを思い起こさせる」構造物を見てきたつもりでしたが、なかなか、ここまでそのものズバリというモノは、この後もお目にかかっていません。ちょっと忘れがたい一件ではあります。

ちなみにこれ、小菅の拘置所を囲む塀の角に設けられた、言わば監視所なのでしょうね。この時点ですでに、使われなくなって久しいような雰囲気でした。この後、2回目に訪ねたときには、どうやら撤去されたようで、見ることができませんでした。
撮影地点のMapion地図

(19年9月16日撮影)


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タグ : 凸電 綾瀬川