2月18日の内部河川…9

(『2月18日の内部河川…8』のつづき)

88046.jpg土運船と曳船を追い越してしばらくすると、今度は北上してくるもう一組に出会いました。浚渫が続いている以上、常に空船が必要というわけですが、内部河川でここまでの賑わいを体験するのは初めてなので、テンションも上がりっぱなしです。

小名木川、北十間川で続くテラス化工事のフネブネ、そして横十間川の浚渫のために土運船が往復するとなれば、扇橋閘門も大忙しでしょう。竣工以来、もっとも多忙なひとときを過ごしているのではないでしょうか。

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小名木川に戻り、東へ。越中島線のトラス付近も、日陰になった南岸には、雪がとけ残っているのが見られました。

山口氏は、以前カヤックで小名木川を通ったことがあるそうですが、4km以上ある直線区間は、手漕ぎでは時間がかかるため、変化の乏しいことも手伝って、ちょっと退屈してしまう長さだったそう。「エンジンのついた船で通ると、ちょうどいいくらいですね」との感想がありました。

88048.jpg写真は新開橋東側、北岸を見たところ。昨年末に撮った「小名木川のテラスを見る…3」の写真と、くらべてみてください。むき出しにされていた旧来の護岸の上に、石垣風の化粧板を張ってゆく作業が進行中で、工事のスピードに目を見張る思いがします。

着々と進む護岸整備を、この目で確かめられる面白さ。江東の水路たちが大きく変貌してゆくこの時期に、集中して訪ねる機会を得られたのは幸いでした。

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番所橋をくぐったあたりから正面、旧中川の東岸近くに、やはり土運船でしょうか、喫水を高々と上げた大きな艀を発見。曳船に横抱き曳航でもされているのか、左へゆっくりと動いており、その手前をレガッタが追い抜いてゆく、どこかのどかな光景。

漕艇練習をする人たちにとっては、しばらく落ち着かないことと思われますが、整備が終わればおそらく、二度と見ることのない貴重な光景、よ~く眺めておくことにしましょう。

88050.jpgそしておなじみ閘門様のお世話になり、荒川に抜けて内部河川のお散歩を終えることに。

山口氏がしきりに感じ入っておられたのが、扉体が開いた瞬間の開放感。管理橋とゲートの造る暗がりの向こうに、光に満ちた荒川の川面が広々と開けたときの感じって、確かに扇橋閘門にはない魅力ですよね。
撮影地点のMapion地図


(24年2月18日撮影)

(『2月18日の運河風景…1』につづく)

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タグ : 横十間川 小名木川 旧中川 江東内部河川 水位低下化河川 荒川ロックゲート 閘門 曳船

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