2月18日の内部河川…1

(『冠雪下の出港!』のつづき)

88006.jpg本日のご同乗は、おなじみ山口昌彦氏。寒中にお付き合いいただき恐縮ですが、カヤックだけでなくスキーもたしなまれる氏にとって、この程度の寒さはものの数ではないようで、すっきりとスリムないでたち。重ね着で増量中の船頭とは、鍛え方が違います。

砂町運河を西航していると、曳船に追いつきました。排気臭をかぎながら航跡をなぞっていたら、七枝橋の向こうにもう一隻、反航船を発見。あれは清掃船かな?

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やはり、ゴミ運搬船・第1すみだ丸でした。各種清掃船が水面から集めたゴミを、処分施設に運ぶ役目をしている船で、全長があることもあり、清掃船団の中では母船的な存在です。

2隻の水切り音と爆音が橋の裏に反射して、一瞬喧騒に包まれるのも楽し。

88008.jpg六叉流から右へ変針、平久運河に入ってすぐのところにある倉庫。近年のテラス整備で水面に張り出した部分が切断され、哀れ梁がむき出しの状態になってしまった物件です(切断前の状態は、過去ログ『平久運河に拾う…1』参照)。

ふと、カメラを構える山口氏の右手を見ると、手袋の指に切れ目が作ってあって、手袋を脱がなくとも、親指と人差し指が出せるようになっているのに気付きました。

私ももちろん手袋はしているのですが、カメラのこともあって右手のそれはほとんど外していることが多いため、少々ツライものがありましたから、これはうらやましいかぎりです。山口氏も「手袋を外していて、大丈夫ですか?」とお気遣いくださり、恐縮至極。

「指出し手袋」についてお尋ねすると、カメラ屋さんで扱っているとのこと。いや、恥ずかしながら知りませんでした。これは冬の水路行には必須のアイテム、ぜひ買いに行かなくては!

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枝川橋(A.P.+4.0m)を前にすると、少し圧迫感を覚えるくらいの低さで、イイ感じです。通過時刻は9時3分、推算潮位が114cm。14時には154cmを数える日中潮位の高い日ですから、これから連続ですり抜け気分が楽しめそう。

しかし、こんなフラットな橋でも、ディテールをかっちりと浮き出させた眺めを楽しめるのが、冬晴れの水路行のよいところ。写真を撮っていても、楽しさが違います。山口氏に、そんな「冬の方が楽しいかも」なる話を向けてみたら、「ああ、冬は『抜けて』ますからね!」とのお答えが。

88010.jpg「抜けて」いる! 黄砂も靄(もや)もない、遠方までくっきりと見渡せる冬の空気の気持ちよさを、一と言でいい表わしている言葉をいただき、溜飲が下った思い。さすが! 「抜けた」空気が見せてくれる清々しさこそ、まさに「抜けられない」魅力といっていいですよね。

向こうに見える白鷺橋は、工事中のようですね。手前にもやっている台船とクレーン船は、橋の工事に関係しているのでしょう。

ごめんなさい、内部河川に入るまで、まだもうちょっとかかりますです…。
撮影地点のMapion地図

(24年2月18日撮影)

(『2月18日の内部河川…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 平久運河 曳船 清掃船 台船

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