fc2ブログ

ゲートブリッジの開通した日…6

(『ゲートブリッジの開通した日…5』のつづき)

87026.jpg春海運河に入りました。風が強いので、水面はなおごつごつした感触ですが、第三航路あたりの厳しさからくらべれば、波高も低くだいぶ楽です。ららぽーと豊洲に向かうアーバンランチを左舷に見ながら、豊洲大橋をくぐりつつ、振り返ったところ。

しかし、豊洲大橋の工事は、いまだ凍結されたままのようですね。過去ログ「春海運河スペクタクル…3」で、架橋中の巨大クレーン船「富士」に出会ってから早や4年。本来ならば、3年ほど前に完成していなければならないはずですが、凍結の請願が出てから、話がどうこじれたのでしょうか。

87027.jpg
裏側はそこそこきれいに見えますが、表はアスファルトも敷いていないでしょうから、そろそろ痛みが出てきてもおかしくありません。何とかならないものでしょうか…。

87028.jpg
ららぽーと豊洲を前にして取舵を切ると…、おおお、ついさっき第二航路で出会った、第参拾八龍丸が! 太平洋セメントの岸壁へ、今まさに接岸せんとする瞬間に出くわすことができ、こりゃラッキー、と急接近。

小型船と違い、第二航路を西端まで進み、第一航路に入ってと結構な遠回りをしてくるのですから、こちらはゆっくりゲートブリッジ見物をしてから戻っても、ほぼ同着というわけです。

87029.jpgもやいが投げられ、ウィンドラスで引きしぼられて着岸するまでを、ゆっくりと見物させてもらいました。

しかし、舷側のハンドレールに「太平洋セメント」と抜き文字を掲げたあたり、いかにも専用船の雰囲気で、書体にちょっと懐かしさも感じられて、よいものですね。



87030.jpg春海橋をくぐって、豊洲貯木場跡の横までくると、晴海側・豊洲側とも台船が数隻出ており、工事なお盛んといったところ。堤防の手前に、新たな石積み護岸を設ける工事でしたか、ずいぶん長くかかっているようですね。

旗を上下する警戒船に手を振って応えながら、右へ曲がって貯木場跡の南東側水路に入り、豊洲運河に入りましょう。
撮影地点のMapion地図

(24年2月12日撮影)

(『ゲートブリッジの開通した日…7』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 春海運河豊洲大橋橋の裏側

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する