横十間川に拾う…1

(『小名木川のテラスを見る…6』のつづき)

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横十間川に入り北上、こちらはあまり高い建物が迫っておらず、日当たりもよいとあって鼻歌が出そうな快適さ。久しぶりの訪問であることも手伝い、色々と拾い歩いてみたくなりました。まずは区道・釜屋堀通りを渡す大島橋。

桁は架け替えられているとはいえ、下端のラインに曲線を取り入れて、旧橋のイメージを残したあたり好感が持てます。橋脚は旧橋のものをそのまま流用したこともあり、遠目には戦前の橋のようですね。

81042.jpg新大橋通り、本村橋のあたり。左手、西岸には木製桟道、東岸には鋼製ポンツンと、造り分けられた遊歩道が目を引きます。

このあたりは比較的眺望が開けており、猿江恩賜公園の緑に加えて、スカイツリーも顔を出すなど、横十間川の中でも景勝地といってよいところです。


81043.jpg東岸、大島二丁目の広大な敷地は長い間工事中でしたが、今回見てみると巨大なビルが完成していました。日本ヒューレット・パッカードの本社ビルが建ったのですね。

同社のプレスリリースによると、今年2月竣工、5月16日に新本社として開所。9階建て、延床面積は約44500平米、約6000人が在籍する予定とのこと。

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こちらは震災復興橋、清水橋。抜けるような青空、まぶしいほどの陽射し、墨で黒々と塗りつぶしたような陰翳、水鏡…。橋を見上げたときが、冬晴れの水路をゆく幸せを、最も実感できるときかもしれません。それも、ディテール豊かな震災復興橋とくれば、なおさらです。

81045.jpg橋の裏側を撮っても、いやもう、この光で満ち満ちた桁裏! 低く鋭い陽光がもたらす、まさに冬の贅(夏に来たときに、気づかなかっただけかもしれませんが)。

桁の、支承に向けて下がる部分をよく見てみると、両側面の桁は曲線でまとめられていますが、中の5本は直線で、カクッと下がっていることがわかります。設計者の細やかな気遣いが感じられて、興味をそそられる角度ですね。
撮影地点のMapion地図

(23年12月10日撮影)

(『横十間川に拾う…2』につづく)

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タグ : 横十間川 江東内部河川 水位低下化河川 橋の裏側

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