小名木川のテラスを見る…1

(『閘門様のご託宣』のつづき)

81011.jpgこの日は、スカイツリー建設に合わせて急ピッチでテラス化工事の進む、北十間川西側の進捗状況を見たいと思っていたのですが、閘門様のご指示(聞き違いでしたが)とあれば仕方あるまいと、小名木川を西進して横十間川に寄り道し、戻って扇橋閘門で、水位低下化区間を出るというコースでいくことにしました。

こちらも北十間川に劣らず両岸のテラス化著しく、あまりつぶさに眺めたことがなかったので、これもよい機会と思ったのです。

上の写真は、旧中川との丁字流から見たところですが、17年10月3日に撮ったほぼ同位置からの写真(下)とくらべてみると、その変貌ぶりが改めて実感でき、感慨深いものが。

水位低下化以前からあった、鋼矢板むき出しの高い堤防は低められ、石垣風にお化粧されてすっかり明るい感じに。テラスは護岸の外、河道側に前進させる形で設けられたのがわかりますね。

81012.jpg

81013.jpg番所橋付近のテラスを眺めて。柵の内側には植え込みもつくられ、石張りに似せた護岸とあいまって、艇から眺めても悪くない雰囲気です。

このあたりは、小名木川沿岸でも最も土地の低い地域ですので、堤防は低められたとはいえ、建物のほとんどは2階より上しか見えません(右の建物は例外で、盛り土の上に建っています)が、それでも以前にくらべればずっと視界が開けて、水面と街の距離が縮まった感じがします。

81014.jpg
テラスを掘り込んだかたちで設けられた、小さな船着場も何ヶ所か見られました。何より、ゴムのフェンダーがすき間なく、全長に渡って取り付けられているのが、艇から見ると嬉しくなりますね。これができるのも、水位がほぼ一定していればこそでしょう。

かたわらには灯篭風に造られた街灯と、救命浮環が備えられて、ささやかながらここが船着場であることを示す、よいアクセントになっています。

81015.jpg小名木川で最も新しい人道橋、塩の道橋(参考:『塩の道橋江東区内の橋めぐり)は、橋詰をテラスのスロープと直結させており、沿岸の整備に合わせて建設されたことがわかります。

南詰は、かつての仙台堀川(旧砂町運河)が接続していた地点で、以前は樋門があり、仙台堀川親水公園からの排水を流していた(過去ログ『小名木川…1』参照)のですが、テラスの内側に取り込まれてしまったようで、よく見えませんでした。
撮影地点のMapion地図

(23年12月10日撮影)

(『小名木川のテラスを見る…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 小名木川 江東内部河川 水位低下化河川

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する