音無渓谷のストラクチャー…2
(『音無渓谷のストラクチャー…1』のつづき)
●まずは分流点がどうなっているか見たくなり、上流側へ。竹矢来の向こうに、カミソリ堤防が見えますね、この日は落ち葉の清掃とかで、流水が止められていたため、河道(?)の中を歩くこともできました。
近づいてみると、裾の曲面とか水叩きの工作物とか、どこか堰やダムを思わせる造作で惹かれるものが。堤防の高さが、ほんの少しですが河道の幅だけ低くなっていることも手伝い、大増水時の越流も考えているのかしら、と感じてしまうほど。
真ん中にスライドゲートがあるけれど、本流からも取水しているのでしょうか? 確か公園内の流水は、地下水だったと聞いた覚えがありますが…。

●スライドゲートの少し下流側、水のたまった凹部に、わずかな陽射しを求めて甲羅干しするカメさんの群れ。
しかし、ここに土管を置いたり、カゴを伏せたりする必然性はないはずですから、管理者の方がカメの社交場(笑)として、特に作ってあげたものかもしれませんね。
●下流側にほてほて歩いてゆくと、おお、石の間にはめ込まれた、可愛らしいサイズの木製水門が! 嬉しくなって駆け寄りました。白木の肌の美しさからして、造られてそう時間は経っていないようです。
釘穴には丁寧に埋木がされた、まさに純和風スラドゲート。開閉は二段階で、鎖でつないだピンで固定してあります。堤体(?)たる左右の石は低めてあったので、仮に閉じても越流するだけですが、ダミーでなく、実際に働くストラクチャーがあるのは嬉しいですね。

(23年11月20日撮影)
(『音無渓谷のストラクチャー…3』につづく)

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近づいてみると、裾の曲面とか水叩きの工作物とか、どこか堰やダムを思わせる造作で惹かれるものが。堤防の高さが、ほんの少しですが河道の幅だけ低くなっていることも手伝い、大増水時の越流も考えているのかしら、と感じてしまうほど。
真ん中にスライドゲートがあるけれど、本流からも取水しているのでしょうか? 確か公園内の流水は、地下水だったと聞いた覚えがありますが…。


しかし、ここに土管を置いたり、カゴを伏せたりする必然性はないはずですから、管理者の方がカメの社交場(笑)として、特に作ってあげたものかもしれませんね。

釘穴には丁寧に埋木がされた、まさに純和風スラドゲート。開閉は二段階で、鎖でつないだピンで固定してあります。堤体(?)たる左右の石は低めてあったので、仮に閉じても越流するだけですが、ダミーでなく、実際に働くストラクチャーがあるのは嬉しいですね。

(23年11月20日撮影)
(『音無渓谷のストラクチャー…3』につづく)

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コメント
No title
Re: No title
>SOUさん
近所にいると、いつでも訪ねられると思ってご無沙汰してしまう場所って、ありますよね。桜の時季の音無渓谷も見てみたいものです。
近所にいると、いつでも訪ねられると思ってご無沙汰してしまう場所って、ありますよね。桜の時季の音無渓谷も見てみたいものです。
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船で走るのは大好きで、ボートが有った頃には良く夢の島近辺行った事が有ります。