入江川第二派川に拾う…1

(『三井倉庫を眺めて』のつづき)

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三井倉庫をぐるりから堪能した後は、そのまま微速前進、入江川第二派川(過去ログ『入江川水系を眺める…1』以下のシリーズ、およびGoogleマップ『入江川水系』参照)を深部へ。まずは千若町1丁目側の、今なお残る古い護岸を楽しみながら進むとしましょう。

冬の低い陽射しが、草生した赤レンガの護岸を照らし、なかなかキレイ。上の練習場で打ちっぱなしをしていたら、足元がレンガだなんて、まず気づくことはないでしょうね。

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千若町1丁目の西端角は、石材・レンガ・コンクリート、そのまた上に崩壊したレンガ壁が見られ…と、層をなす奇観が味わえる、入江川水系の名所の一つ(と思っているのは船頭だけ)。

地面を掘り下げずとも、累代に渡る遺構の重層が目の当たりにできる場所は、そうそうないように思えます。

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北西岸は一転して、大谷石らしい石組みの上に、レンガ壁の残骸が部分的に残っており、どのような歴史を経てこうなったのか、想像をかきたてられますね。古地図を調べてみれば、土地の利用からある程度見当はつくかもしれません。

77131.jpgこれらの「地層護岸」を見て思うのは、テラス整備が急ピッチで進む小名木川の、保存された旧護岸の展示方法です。

ご覧のように、護岸をかさ上げした年代が記入され、地盤沈下の歴史が一目瞭然。千若町のそれも、小名木川並みを望むのはぜいたくにしても、何がしかの解説が欲しくなりますよね。これだけ豊かなディテールを見せてくれ、ひと目で歴史が感じられる護岸って、やはり貴重なものでしょうから。

77132.jpg村雨橋をくぐって、旧海岸線に沿った区間に進入。首都高横羽線が左手からカーブを切って水路上に入り、右手は東神奈川ランプと箱桁が交錯する、高架下水路のアプローチ。

こちらも久々の訪問とあって、何か変化はないか、キョロキョロ見まわしながらの微速航行です。
撮影地点のMapion地図


(23年10月10日撮影)

(『入江川第二派川に拾う…2』につづく)

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タグ : 入江川第二派川 小名木川 高架下水路

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