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中村川の船影…1

(『堀割川ふたたび…4』のつづき)

77081.jpg丁字流で右に舵を取り、中村川下流部へ。今回改めて気付いたのですが、左の池下橋、親柱が張り出しの上に立っているのが妙ですね、旧橋のそれを保存したのでしょうか。

右の久良岐橋をくぐろうとすると、上流・下流側とも釣り糸が何本も垂れていて、あわててゴースターン。釣り人さんに声をかけつつくぐらせてもらいました。釣りのことはよくわかりませんが、この日はよほどよい潮時だったのかしら。

77082.jpg
お久しぶりの高架下水路・中村川は、朝のどんより気味の空とは打って変わった好天のせいか、よく光の入る「明るい高架下水路」の本領を遺憾なく発揮していました。

上下二段に分け、オフセットして設けられた陽の射す高架、護岸とツライチに整形され、流路はもちろん可航幅も狭めない橋脚の基部と、一つ一つの処理が洗練された感じ。日本橋川や大阪の東横堀川など、初期の高架下水路がまだ試行錯誤の途上にあったものとすれば、ここ中村川は、それらの経験を生かして造られた、この時点での「完成形」(?)なのかもしれません。

77083.jpg道場橋を通過。このあたりはもともと繋留船が少なかったとはいえ、以前はそれでも何隻かぱらぱらともやっていたのですが…。ここまでついに一隻も船影なし。

やはりここ数年で、かなり厳しく取り締まられたようですね。横浜の川名物、「プレジャーボートは適正な場所に保管しましょう」の標語が、高欄からこちらを見下ろしていました。


77084.jpg
ここを訪ねたら撮らずにゃおれない明治の古典橋、浦舟水道橋! 鉄橋らしさを引き立てる、赤い塗装も変わらず鮮やかですね。(過去ログ『横浜の川をめぐる…6』参照)

「この橋、下流からだんだん遡ってきたっていう、例の橋ですよね!」と、山口氏も気になっていたご様子。そうそう、足が生えたかと思うくらいの遡りっぷりですよね!
あっ、橋の向こうに…。
撮影地点のMapion地図

77085.jpg中村川に入って、初めて出会った繋留船(丁字流より上流にはいたのかもしれませんが、そこはそれ)!
いや、大げさかもしれませんが、船影のない中村川に正直、寂しい思いをしていたので、ちょっと感動してしまいました。

色々と差し障りがあるような気もするのですが、嬉しかったのは本当です。本艇に幸いあれと念じつつ、通り過ぎざまに失礼して一枚。

(23年10月10日撮影)

(『中村川の船影…2』につづく)

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タグ : 堀割川中村川高架下水路

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