加茂川・中海遊覧船に乗って…7
(『加茂川・中海遊覧船に乗って…6』のつづき)

●帰路も岸壁の「第十八正洋丸」を見てみると…おおお、グラブをぶんぶん振り回して荷役中!
「ぶんぶん振り回す」というのが誇張でも何でもなく、まさにブーンという風切り音が聞こえてきそうな、爽快なまでの振り回しぶり。以前、砂町北運河で、プッシャーバージの「振り回し」に度肝を抜かれた(過去ログ『大迫力の荷役風景』参照)ことを思い出しました。
●旧加茂川河口近くからは、一隻のヨットが白帆を上げて出航してきました。ここにはマリーナがあるのですね。わずかな風をとらえて、穏やかな湖面をゆるゆると滑りくるさまは、まるで水鳥のよう。
「多島湖」中海で島をめぐりつつのセーリング、楽しいでしょうね。モーターボートなら、大橋川を抜けて宍道湖に遊び、さらに斐伊川など沿岸の各河川も訪ねることができるのですから、内水がお好きなボートオーナーには、実に魅力あふれる水域といえます。
●遊覧船は、これで出発地点に戻るわけではありません。
舵をやや南東に向けて、米子南部の山並目がけ快走することしばし、接しているように見えた谷間が開け、そこに赤い橋の架かっているのが望めるまでになりました。
●おお、これは格好のよい橋ですね、米子を訪れて初めて目にする、上部構造のある大型鋼橋だけに感動もひとしお。
橋は国道9号線・山陰道を渡す深浦橋。塗装がきれいなので新しく見えますが、「8/28 王国ニュースフラッシュ」(大山王国)によると、昭和34(1959)年の竣工なのだとか。

●深浦橋の構造を見上げながら、加茂川本流に突入。
そう、こちらは放水路「新加茂川」として開鑿され、後に加茂川本流となった区間。米子城址のある湊山を始め、緑濃い丘陵の間を縫うように走る水路とくれば、町場を流れる旧加茂川とは正反対の雰囲気が味わえそうで、楽しみです。
【撮影地点のMapion地図】
(23年11月9日撮影)
(『加茂川・中海遊覧船に乗って…8』につづく)

にほんブログ村

●帰路も岸壁の「第十八正洋丸」を見てみると…おおお、グラブをぶんぶん振り回して荷役中!
「ぶんぶん振り回す」というのが誇張でも何でもなく、まさにブーンという風切り音が聞こえてきそうな、爽快なまでの振り回しぶり。以前、砂町北運河で、プッシャーバージの「振り回し」に度肝を抜かれた(過去ログ『大迫力の荷役風景』参照)ことを思い出しました。

「多島湖」中海で島をめぐりつつのセーリング、楽しいでしょうね。モーターボートなら、大橋川を抜けて宍道湖に遊び、さらに斐伊川など沿岸の各河川も訪ねることができるのですから、内水がお好きなボートオーナーには、実に魅力あふれる水域といえます。

舵をやや南東に向けて、米子南部の山並目がけ快走することしばし、接しているように見えた谷間が開け、そこに赤い橋の架かっているのが望めるまでになりました。

橋は国道9号線・山陰道を渡す深浦橋。塗装がきれいなので新しく見えますが、「8/28 王国ニュースフラッシュ」(大山王国)によると、昭和34(1959)年の竣工なのだとか。

●深浦橋の構造を見上げながら、加茂川本流に突入。
そう、こちらは放水路「新加茂川」として開鑿され、後に加茂川本流となった区間。米子城址のある湊山を始め、緑濃い丘陵の間を縫うように走る水路とくれば、町場を流れる旧加茂川とは正反対の雰囲気が味わえそうで、楽しみです。
【撮影地点のMapion地図】
(23年11月9日撮影)
(『加茂川・中海遊覧船に乗って…8』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 加茂川・中海遊覧船に乗って…9
- 加茂川・中海遊覧船に乗って…8
- 加茂川・中海遊覧船に乗って…7
- 加茂川・中海遊覧船に乗って…6
- 加茂川・中海遊覧船に乗って…5
コメント
コメントの投稿