加茂川・中海遊覧船に乗って…3

(『加茂川・中海遊覧船に乗って…2』のつづき)

79041.jpgこのお宅が気になったのは、川に向かって開けた造りや、わずかにのぞく石垣の粗く積まれた素朴さもさることながら、塀の上にチョコン、と並べられたカリン(?)の実の可愛らしさ。

まるで、川をゆく舟に向かって豊作ぶりを自慢しているようで、微笑ましく思えたものです。そういえば、乗船を待つ間、上流からカリンがプカプカ浮いて流れてきたこともありましたっけ。このあたりのお宅では、庭にカリンを植えることが多いのでしょうか。

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継手一つないI形鋼に、高欄をめぐらしたシンプルそのものの赤い橋は、「私設橋」ではなく、久方ぶりの公道橋。地図によっては「中の棚橋」と「中ン棚橋」、2種類の表記があったのですが、どちらが正式な名前なのでしょうか。

ここを渡って北上すれば、九つのお寺が軒を連ねる、有名な寺町に至るのですね。

79043.jpg進行方向左手、南岸の通り沿いにも、断続的に古い家並が見られました。外壁やサッシは新しくなっているとはいえ、町屋建築を目にすると、ちょっと昔の地元を思い出して懐かしくなります。

このあたり、川岸と道路の間のスペースはベンチや東屋を配した公園になっていて、ところどころテラスに下りられる階段も設けられていました。

79044.jpgちょっとサビが来ている「私設橋」をくぐり、河道は屈曲区間へ。屈曲の外側を眺めると、一軒の幅ごとに積みの違う石垣が、まだら模様に見えて面白いものです。

考えてみると、私にとっておなじみ、水郷十六島の十二橋もそもそもは、各戸から道路のある対岸に向けて小橋を架けた、いわば私設橋なんですよね。米子も水郷ばりに、「私設橋」一本づつに名前を付けさせてもらい、名物として宣伝するのもアリかも、などと妄想しました。

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ここは…更地のようですが、石垣を切り開いて造られた階段はまだ新しく、どこか造成中の雰囲気。船着場を併設した公園でもできるのかしら。

何年か経って訪ねてみたら、旧加茂川の水辺も大きく様変わりしていそうですね。
撮影地点のMapion地図

(23年11月9日撮影)

(『加茂川・中海遊覧船に乗って…4』につづく)

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タグ : 旧加茂川 加茂川・中海遊覧船

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