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加茂川・中海遊覧船に乗って…2

(『加茂川・中海遊覧船に乗って…1』のつづき)

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うひょひょ、いやもう低いぞ天神橋。最低橋認定してもいいくらい(いつ『最低橋鑑定士』になったんだと)。いっしょに渡っている管路が、鈑桁の間にきれいに収められていて、桁下に突起物がないのもポイント高し。

79037.jpgお次は「私設橋」らしく無名ながら、茶色い塗装が素敵な鈑桁橋。ボルトの打ち込まれた継手が、少し偏った位置にありますね。帰りに反対側を見たら、継手が点対称の位置にありました。

下路式らしく、桁下はだいぶ余裕がありますが、やはり低いことには変わりありません。

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橋詰には扉のついた塀があり、右側には川面に下りる石段も見られます。テラスができる以前は、水仕事や、舟への乗り降りに使っていた石段だったのかもしれませんね。

橋台はコンクリート造りながら、橋よりも年季が入っていそう。先代橋があったとしたら、どんな橋だったのでしょう。先ほどの「私設橋過密地帯」などは、木橋がズラリと架かっていたのかな?

ここで、一つ気づいたことがありました。このあたりの“大型”「私設橋」は、公道側の橋詰に、扉のたぐいが一切見られないこと。橋を渡っても、行く先が個人の敷地しかないのなら、公道に面した側に門扉くらいあっても、よさそうなものだと思ったからです。これが東京なら、間違いなくそうするでしょう。

もしかしたら、橋は各戸の持ち物などではなく、例え行き先が一軒といえど、玄関先までは公道扱いなのでしょうか? それとも、橋を扉で閉ざしておくなどというのは、東京流の料簡の狭い考えで、単に米子の人がおおらかだからでしょうか。

79039.jpg昔読んだ本だったと思いますが、こういう下りがあったのを思い出しました。「××歳までに、煙突の×本は立てたいものだ」つまり、煙突を林立させた工場を持てるくらいに出世したい、と抱負を語ったわけです。
この伝でいくと、米子は旧加茂川畔なら、さしづめ「橋の二本や三本は、持てる男になりたいものだ」になるのかなあ…。60歳までに石造アーチ・木造刎橋各1本と、鋼ポニートラスが目標とか!

イヤ、妄想をふくらませ過ぎました。このあたり、左側には桜並木があり、約60本の桜が植えられているとのこと。春先は岸辺も河上も、お花見客で賑わう区間だそうです。

79040.jpg出航2本目の「私設橋」、橋詰に向かって桁にテーパーが付き、継手も2ヶ所と、この手の橋では割と凝った感じですが、塗装のボロボロっぷりがちょっと気になりますね。

整備状態に差があるのを見ると、先の「『私設橋』公道扱い説」(わけがわからないな)も、疑わしくなってきます。少なくとも維持管理は、橋を使っている各戸に任されているのでしょうか。このあたり、ご教示いただければ幸いです。
撮影地点のMapion地図

(23年11月9日撮影)

(『加茂川・中海遊覧船に乗って…3』につづく)

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タグ : 旧加茂川 加茂川・中海遊覧船

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