日野川河口を歩く…3
(『日野川河口を歩く…2』のつづき)
●…目の前にありました。しかし、桁側面にはわされた電路が銘板を隠しており、満足に読めない少々哀れな状態。近づいて、上下からすき間をのぞき込めばよいのでしょうが…。
堤防の上から見たかぎりでは、竣工年のほかに長さ20.3m、施工は(株)大協組、ということはわかりました。
●扉体は、スキンプレートを水貫川に向けて取り付けられており、堤防上から見えるのは上半分。天端の駆動装置は、ラック式とあってすっきりしています。
柵で隠されてよく見えませんが、2本のラックの間に伸びる、伝動シャフトのケーシングに、「2号」「3号」というふうに、ゲートの番号が振ってありました。

●なにしろ高水敷が狭いので、あまりよい角度では撮れませんでしたが、これはひなびた感じが出たのではと、船頭的にお気に入りの一枚。
カメラを向けていると、たまたま定期点検の日でもあったのか、ヘルメット姿の男性が数人、出たり入ったりし始めました。

●堤防道の上に戻って、上流側を望んだところ。画面中央やや左手に見える工場は、塗工紙の生産拠点として知られる王子製紙米子工場。その手前に見える橋は、国道431号線を渡す日野川の第一橋、皆生大橋です。
はるかに中国山地を望み、水鏡に山並みと群雲を映す日野川。山陰らしい、静かでしっとりとした川景色ですね。
●堤防道を上流に向かって歩きながら、ふと川面を見ると、ごま粒をばらまいたような黒い点々が一群、二群。水鳥の群れですね。ズームで拡大してみたものの…種類まではわかりませんでした。
河口がほとんど閉塞しているおかげで、日本海の波も入って来ず水面は穏やか、ほとんど通船もないとくれば、さぞのびのび暮らしていることでしょう。しかし、こんなに離れているにもかかわらず、立ち止まっただけで逃げの態勢に入るのはナゼだ。
(23年11月9日撮影)
(『旧加茂川周辺を歩く…1』につづく)

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堤防の上から見たかぎりでは、竣工年のほかに長さ20.3m、施工は(株)大協組、ということはわかりました。

柵で隠されてよく見えませんが、2本のラックの間に伸びる、伝動シャフトのケーシングに、「2号」「3号」というふうに、ゲートの番号が振ってありました。

●なにしろ高水敷が狭いので、あまりよい角度では撮れませんでしたが、これはひなびた感じが出たのではと、船頭的にお気に入りの一枚。
カメラを向けていると、たまたま定期点検の日でもあったのか、ヘルメット姿の男性が数人、出たり入ったりし始めました。

●堤防道の上に戻って、上流側を望んだところ。画面中央やや左手に見える工場は、塗工紙の生産拠点として知られる王子製紙米子工場。その手前に見える橋は、国道431号線を渡す日野川の第一橋、皆生大橋です。
はるかに中国山地を望み、水鏡に山並みと群雲を映す日野川。山陰らしい、静かでしっとりとした川景色ですね。

河口がほとんど閉塞しているおかげで、日本海の波も入って来ず水面は穏やか、ほとんど通船もないとくれば、さぞのびのび暮らしていることでしょう。しかし、こんなに離れているにもかかわらず、立ち止まっただけで逃げの態勢に入るのはナゼだ。
(23年11月9日撮影)
(『旧加茂川周辺を歩く…1』につづく)

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