新井郷川水門の周辺…1
(『新井郷川閘門…5』のつづき)

●新井郷川の旧河口も見てみたくなり、新井郷川閘門のある丁字流より600mほど西へ移動、阿賀野川畔の新井郷川水門を訪ねてみました。
外観は、阿賀野川西岸で見た通船川水門によく似て…というより、瓜二つですね。利根川下流の水門・閘門群のように、同じ図面から起こしたとしか思えない「量産型」水門のようです。銘板によると、昭和41年3月竣工とのこと、通船川のそれより、ちょうど1年後輩ということになります。
●高水敷に立って、はるか対岸を眺めると、通船川水門が見えました。その向こうに津島屋閘門もほんのちょっと、頭をのぞかせていますね。
通船川と新井郷川、大河を挟んで向き合う閘門つきの舟航路というと、どこか小名木川と新川を思い出させるものがあります。かつての「葛塚蒸気」と行徳航路が、今でいう近郊の衛星都市を結んだ、重要な河川航路であったことも、よく似ています。
●増水からまだ間もないとあって、高水敷は乾いた泥で覆われており、流木やひっくり返ったボートなど、爪痕も生々しい状態。
水門の近くでは、写真のように重機とトラックが盛んに働いており、漂着した流木を片付けていました。

●管理橋の上から見た河口付近が、またいい雰囲気! 旧河道の名残か、水面が写真左側(北側)へふくらんだ形になっており、地元漁船の船溜として利用されていました。岸に下りての眺めも、さらにいい感じなんですよ。次回ご覧に入れましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(23年8月10日撮影)
(『新井郷川水門の周辺…2』につづく)

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外観は、阿賀野川西岸で見た通船川水門によく似て…というより、瓜二つですね。利根川下流の水門・閘門群のように、同じ図面から起こしたとしか思えない「量産型」水門のようです。銘板によると、昭和41年3月竣工とのこと、通船川のそれより、ちょうど1年後輩ということになります。

通船川と新井郷川、大河を挟んで向き合う閘門つきの舟航路というと、どこか小名木川と新川を思い出させるものがあります。かつての「葛塚蒸気」と行徳航路が、今でいう近郊の衛星都市を結んだ、重要な河川航路であったことも、よく似ています。

水門の近くでは、写真のように重機とトラックが盛んに働いており、漂着した流木を片付けていました。

●管理橋の上から見た河口付近が、またいい雰囲気! 旧河道の名残か、水面が写真左側(北側)へふくらんだ形になっており、地元漁船の船溜として利用されていました。岸に下りての眺めも、さらにいい感じなんですよ。次回ご覧に入れましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(23年8月10日撮影)
(『新井郷川水門の周辺…2』につづく)

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