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津島屋閘門の周辺…1

(『津島屋閘門…4』のつづき)

70191.jpg現地を訪ねて気づかされたのが、津島屋閘門の向こうに見える通船川の景色が「阿賀野川 通船川水門と津島屋閘門」に載っていた、9年前の写真とだいぶ違うこと。

北岸は家並みが岸ぎりぎりまで迫り、鋼矢板で護岸された狭い水路が続く、ちょっとうらぶれた川景色の印象が強かったのですが、最近になって拡幅と修景が行われたのか、だいぶ印象が違いますね。西の方を見ると、まだ工事中のようです。見に行ってみることにしました。

70192.jpg
ご覧のとおり水路幅は倍以上に拡幅され、両岸は緑の法面や、まだ新しい護岸が広がる明るい雰囲気に。

ここは通航船の交換所か、それとも船着場の機能を持たせるのでしょうか、さらに幅が取ってあり、手前の法面には階段が、向こう側の護岸上には水辺に降りるスロープが設けられています。

70193.jpg工事現場に近づいてきました。手前に仮設された水管は、ずいぶん桁下が低いですね。これではカディのない機付き和船くらいしか通れないでしょう。

北岸の法面上部には、コンクリートの小さな橋台が見えるので、いずれあそこに水管橋が設けられるものと思われます。



70194.jpgさらに進むと、年季の入った鋼矢板が、河中に突き立っている区間がありました。どうやらこの矢板は、かつての護岸のようですね。手前は土嚢で止水され、水を抜かれて掘り下げられていました。

一見、旧南岸(こちら岸)のものだと思っていたのですが、かつての河道が南に寄っていたことを考えると、旧北岸の矢板と思って間違いないでしょう。河道をいったん北側に振り替えて、南側を掘り下げ護岸を造ってから、鋼矢板を抜いて完成させるのですね。

70195.jpg
工事区間の西端部、河道が北側に振られたところに来ると…あらら、架設橋と護岸を抑える梁で、ものすごいリンボーダンス状態に。これでは機付き和船どころか、カヤックも通航が難しいかもしれません。この工事が終わるまで、津島屋閘門の通航量は無きにひとしいことでしょうね。


(23年8月10日撮影)

(『津島屋閘門の周辺…2』につづく)

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タグ : 通船川 水位低下化河川

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