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「散歩の達人」9月号のお手伝いをさせていただきました

8月20日発売の「散歩の達人」(交通新聞社)23年9月号「品川 大崎 大井町」特集号にて、水路記事のお手伝いをさせていただきました。

散歩の達人」は以前からたびたび拝見していて、水路や地域の歴史に触れられている記事も多く、また個人的に、町工場や職人さん紹介の記事に弱いということもあり、楽しみに拝読していました。

今回も巻頭から、目黒川周辺の海岸線や、流路の移り変わりを古地図で比較する記事があって、さっそくグッと心をつかまれてメガネを外して見入り(老眼です)、板金や電球の町工場紹介記事にあった「(昭和30年代の)品川は電球都市と称され」というくだりで涙するといったありさま。

羽田周辺も、空港国際線ターミナル内の人気スポットとともに、羽田猟師町や五十間鼻の無縁供養堂などが紹介され、水辺散策地のピックアップにも遺漏がありません。

今回お手伝いさせていただいたのは、そんな水辺紹介記事のうち一見開き、「水上をぶらぶら散歩 羽田~芝浦 水路徘徊」という記事です。

特集地域に沿った、東京南部の運河や川をめぐる内容で、山口昌彦編集長みずからが執筆されたもの。くわしくは読んでのお楽しみですが、おなじみの珍物件も登場するなど、水路がお好きな向きにはお勧めの記事です、ぜひご覧ください。

山口昌彦氏とは、拙著をお読みくださっていたことでご縁ができ、水路での「街歩き」企画のお話をいただいて、今回我が艇にお迎えすることと相成りました。

カヤックの世界ではベテラン(『長瀞渓流下りふたたび…1』と同じ日に、カヤックの大会があって長瀞におられたとのこと!)とあって、水路や水辺に対する観察眼も鋭く、道中水路談義に花を咲かせながらの、楽しい船行きとなりました。

写真はおなじみ「喰われるトラス」に興味津々の山口氏。運河でカヤックを楽しむ方も少なくないので、その筋への観光ガイド(?)としても役立てれば嬉しいですね。

お昼は、東京の桟橋付きレストランの代表格「T.Y.ハーバー ブルワリー」にお誘いいただき、恐縮至極。実はどういうわけかご縁がなくて、T.Y.ハーバーにつけるのは今回が初めてです。ありがとうございました(涙)。

顔なじみのベルフィと仲良くもやってのランチとなりましたが、初めてこの桟橋につけてみて、達着中からお客さんの目が一斉に注がれるため、アガリ症の船頭としては、あまり得意でない寄港地であることが判明。人目の乏しいところばかりウロついてきたのが、裏目に出てしまいました。まだまだ修行が足りません。


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タグ : 散歩の達人交通新聞社高浜西運河天王洲運河

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