8月7日の今井水門…1

旧江戸川を遡って、新中川との合流点まで来ると、ありゃ、今井水門の様子がおかしい。
少し寄り道してみようと、瑞穂大橋をくぐって新中川に入ってみました。

あっ、そういえば、瑞穂大橋も完成して、すでに供用されているんでしたっけ。できたての橋の裏側も、ちょっとのぞいていきましょう。

●すぐ上流の旧橋にくらべて、やはりぐっと幅が広く、橋脚もがっしりして頼もしい感じがしますね。
両岸の道路の線形に合わせてでしょうか、桁自体がゆるやかなカーブを描いています。カントもついているように見えましたが、目の錯覚かな?
新しい瑞穂大橋については、橋脚立ち上げのころから追っていたエドルネさん(エドルネ日記)の書かれた記事、「新しい瑞穂大橋の開通です!」ほか(下にシリーズ記事へのリンクあり)に詳しいので、ぜひご覧ください。今年2月13日に開通していたのですね。

西詰に丁字路があり、幅も狭いとあっては、渋滞も起きやすかったのではないでしょうか。エドルネさんの記事に掲載されていた、工事現場の説明板によると、昭和37年竣工とのことです。

●人もクルマも通らなくなった旧橋は、早くも寂寞とした雰囲気を漂わせていました。桁裏にネットが張られているのは、道床の剥落でもあるのか、単にトリさんが巣を作るのを防ぐためなのか…。
新中川にいくつか見られる、いわば「規格型」の簡素な桁橋ですが、実用一点張りの飾り気のない外観にも、時代が感じられる部分があって、興味をひかれたものでした。あとは解体の日を待つのみですが、お疲れさまと言ってあげたいですね。
【撮影地点のMapion地図】
(23年8月7日撮影)
(『8月7日の今井水門…2』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 信濃川水門…1
- 8月7日の今井水門…2
- 8月7日の今井水門…1
- 調布取水堰を訪ねて…4
- 調布取水堰を訪ねて…3
コメント
コメントの投稿