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8月7日の今井水門…1

71001.jpg新潟のお話はちょっとお休みして、前後しますが、8月7日のことです。
旧江戸川を遡って、新中川との合流点まで来ると、ありゃ、今井水門の様子がおかしい。

少し寄り道してみようと、瑞穂大橋をくぐって新中川に入ってみました。

71002.jpgやはり、扉体が5つ、半開き…いや、半閉まりかしら、とにかく全開ではなくなっていますね。ふむふむ。

あっ、そういえば、瑞穂大橋も完成して、すでに供用されているんでしたっけ。できたての橋の裏側も、ちょっとのぞいていきましょう。


71003.jpg
すぐ上流の旧橋にくらべて、やはりぐっと幅が広く、橋脚もがっしりして頼もしい感じがしますね。
両岸の道路の線形に合わせてでしょうか、桁自体がゆるやかなカーブを描いています。カントもついているように見えましたが、目の錯覚かな?

新しい瑞穂大橋については、橋脚立ち上げのころから追っていたエドルネさん(エドルネ日記)の書かれた記事、「新しい瑞穂大橋の開通です!」ほか(下にシリーズ記事へのリンクあり)に詳しいので、ぜひご覧ください。今年2月13日に開通していたのですね。

71004.jpgすでに閉鎖された旧橋の西詰を眺めて。後付け改造がありありとうかがえる橋詰の拡幅部分に、この橋が交通の隘路となっていたことが感じられます。

西詰に丁字路があり、幅も狭いとあっては、渋滞も起きやすかったのではないでしょうか。エドルネさんの記事に掲載されていた、工事現場の説明板によると、昭和37年竣工とのことです。

71005.jpg
人もクルマも通らなくなった旧橋は、早くも寂寞とした雰囲気を漂わせていました。桁裏にネットが張られているのは、道床の剥落でもあるのか、単にトリさんが巣を作るのを防ぐためなのか…。

新中川にいくつか見られる、いわば「規格型」の簡素な桁橋ですが、実用一点張りの飾り気のない外観にも、時代が感じられる部分があって、興味をひかれたものでした。あとは解体の日を待つのみですが、お疲れさまと言ってあげたいですね。
撮影地点のMapion地図

(23年8月7日撮影)

(『8月7日の今井水門…2』につづく)

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タグ : 今井水門新中川橋の裏側

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