調布取水堰を訪ねて…4

(『調布取水堰を訪ねて…3』のつづき)

68016.jpg都内の4閘門で、唯一見ていなかった調布堰閘門を間近に堪能でき、凹んだ気分もすっかり抜けて上機嫌の船頭。

帰りの自転車も足取り軽く…とはまいらず、日ごろの運動不足がたたって、ペダルを踏むごとに汗だくの情けないありさま。対してちょぶさんは、さすが長距離の輪行で日々鍛えられているだけあり、軽やかなこと風のごとし。船頭儀、懸命に追いかけるだけで精一杯でございました、はい。

68017.jpgおっと、丸子橋を渡る前に、ひとつ重要な一件をご案内いただいたのだった。

「白い棒が立っているのが見えるでしょう、あそこにいつもはボート屋さんが店を開いているんですよ」
ちょぶさんが指さす橋脚の左側を見ると、なるほど川岸の土が露出したあたり、白い棒が立っているのが見えました。

しかし、本当に何もない! 「多摩川・丸子橋で手漕ぎボートに乗る」でもおわかりのように、屋根つきの桟橋だってあったはずですが、それが川原に陸揚げされたわけでもなく、ボートごとどこかへ曳航してしまったということなのでしょうか。痕跡も残さず、見事な撤退ぶりというほかありません。

まあ、大型台風も近づいていたことだし、大事を取ったに違いない、と思っていたら…「丸子ボート中原屋」のウェブサイトを見ると、
猛暑のためしばらくお休みとありました。

………いやあ……、ねえ?

68018.jpg
東京側にあった樋門。あああ、横を通ったのだから、銘板を確認してくればよかった。

まわりの法面が広い範囲でがっちり固められていて、何か位の高そうな、大事にされている印象。法面や階段に座って、ゆっくり川面を眺めたくなるスペースでもありますね。

68019.jpg駐車場の前から、対岸の閘門を眺めたところ。手前では、腰まで水につかって釣りをしている人が…いや~、本当に浅いんだなあ。

水着で泳いでいる子供もいたし、バーベキューに興じるグループもちらほら。ご当地の手近なレジャースポットとして人気があるようですね。

そうそう、ひとつお恥ずかしい話を。調布取水堰の存在を知ったとき、なぜ「調布」堰なのか、不思議にに思っていた時期がありました。なぜって、東京の南部になじみのない者としては、多摩川っぺりの調布というと、基地のある方の印象がどうしても強かったからです。

「何でまた、あんな遠いところの地名を冠したのだろう?」と…。堰のある東岸の地名が田園「調布」であることに、どういうわけだか、なかなか思いが至らなかったというお粗末でした。

68020.jpg堰の後ろに広がる緑の丘、多摩川台といって公園があり、古墳もあるのですね。本当にこのあたりの地理にうとくて、お恥ずかしい。

しかし、ここがもし可航区間であったなら、江戸川の国府台に匹敵する、内水航路の景勝地になったに違いない…などと、しばし妄想。緑の丘と閘門、実にいい取り合わせじゃないですか。

がーちゃんご一家にはこの後、地元ならではのお店にご案内いただいたりと、楽しいひとときを過ごさせていただきました。本当にありがとうございました! これに懲りず、またよろしくお願いいたします…。


(23年7月18日撮影)

(この項おわり)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 調布取水堰 閘門 多摩川

コメント

No title

せっかくお越しいただいたのに、ボート屋さんお休みだったとはがっかりでした。
調布堰は満喫いただけたようでちょっと安心。
またぜひお越しを

Re: No title

>がーさん
いやもういろいろな意味でお世話になり、本当にありがとうございました!
ご案内いただかなければ、あそこまで堪能できなかったと思います。
ボート屋さんが戻って来られたら、ぜひ再挑戦したいです。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する