長瀞渓流下りふたたび…1

67001.jpg久しぶりに、秩父は長瀞の川下りを楽しんできました。過去ログの「長瀞渓流下り…1」「長瀞渓流下り…2」で紹介したときから、実に5年ぶりの再訪です。

長瀞駅にほど近い、岩畳の船着場は結構な賑わい。予約時に聞いた船社の方の話では、直前に団体さんが入っているので、ちょっと時間をずらしていただけないか、とまでいわれたほど。シーズンとあって大人気のようですね。

当日は曇り空でしたが、厳しい蒸し暑さに加えて風もなく、まさに渓流の涼しさが渇望されるような気候。冷たい水に手を浸しながら船で下ったら、さぞ気持ちがよいでしょう。
撮影地点のMapion地図

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長瀞のフネブネは船社によって細かい違いはありますが、戸立て造りの船首に平らな船底の、頑丈な木造和船。船尾に長大な舵櫂をぶら下げて、岩の多い渓流での操船に備えているのも共通項で、「長瀞型」とも称すべき独特のスタイルをしています。

岩やゴロタ石の河底をものともせず、ときにガリガリと乗り越えることもあるコースですから、FRP船ではとても務まりません。厚板で組まれた木造船の、独壇場たるゆえんであります。

67003.jpg過去ログでも紹介した棹の先端が、やはり気になって一枚。磨り減ってちびたら、先の木片だけ交換できる構造です。

舟に乗り込むと、船頭さんが「そちらのお客さん、すいませんがこちらへ移動してください…」と、何人かにお願いしてひとしきりトリム調整。きけば、この日は水位が低めで、喫水にムラがあると、通過がシビアな場所がいくつかあるのだとか。これは前回乗ったときにはなかったので、興味深く思いました。

67004.jpg逞しい船頭さんの棹さばきで、賑やかな岩畳の船着場を離れ、舟は下流へと出発。

予約の電話で、岩畳~高砂橋のコースと指定したところ、「親鼻橋~岩畳のコースでなくていいのですか?」と念を押すように何度も確かめられ、ちょっと驚きました。何でも、下流の岩畳~高砂橋コースは、上流にくらべて流れが平穏で、見どころも少ないため、わざわざ指定してきたのが不思議に思えたのだとか。
「前回お世話になったときに上のコースに乗ったので、今回はぜひ下のコースも味わってみたいと思ったんですよ」と説明したら、ようやく納得してくれました。

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奇岩が連なる景勝を眺めながら、舟は流れに乗って流路の中央へ。行き足がつくと、涼しい川風が頬をなで、ようやく蒸し暑さから解放された気分です。さて、下流コースのあんばいやいかに!

(23年7月3日撮影)

(『長瀞渓流下りふたたび…2』につづく)

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タグ : 長瀞 荒川

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