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洲崎神社周辺を歩く

64005.jpgタモリ倶楽部の収録があった日、少し早めに現地に向かって、洲崎周辺のお散歩を楽しんできました。

水路ではたびたび訪ねているおなじみのところですが、陸路うろつくのは初めてで、ほんの短時間ながら新鮮な水路風景が堪能できました。

まず向かったのは、赤い人道橋・新田橋。

路地の奥まったところに階段が現われる面白さもさることながら、地表よりずいぶん高められた桁の位置に、土地の低さと堤防の高さが感じられ、「洲崎に来たんだなあ」という実感が湧き上がってきました。
撮影地点のMapion地図

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64006.jpg新田橋の橋詰には、先代橋の写真を掲げた説明版が。今はテラスが設けられた分、水路幅が狭くなって「路地裏感」が強調されていますが、かつては両岸に原木を浮かし、なお余る可航幅があったのですね。カメラを構えた和船のミヨシが、右側に写っているのもいい感じです。

案内図にもある、公園に陸上保存された先代橋にも行ってみたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなく、今回は見送ることに。

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まだ朝早くとあってか、人通りもあまりなく、スズメのさえずる声が響く静かな橋風景。

艇からの写真で何度かご覧に入れましたが、今の橋は単純な鋼桁橋で、高欄をトラス風にあつらえて、先代橋の華奢な雰囲気を出しています。

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新田橋を渡り、洲崎神社へご挨拶。収録中の航行の無事をお祈りしました。逆光になってしまいましたが、入口左の石柱には船宿・吉野家さんのお名前が。

大横川と、大横川南支川の丁字流西側角筈にある、まさに掘割を鎮護するような立地のお社とくれば、お参りせずにはおれません。いつも近くを通ってお騒がせしております…。
撮影地点のMapion地図

64009.jpg参拝後、本殿の裏に回ってみると、赤い鳥居が立てられ、柵で厳重に囲まれた池が。

金魚でも飼われているかしら…と近づいたら、「池に石を投げ入れてはいけません こいがめがかわいそうです 親が注意してください」との看板が。ははあ、亀がいるのかとのぞき込むと…。


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コンクリートでできたわずかな岸辺に、かゆくなるくらい張り付いた亀さんがびっちり(笑)。

こういう、生き物がみっちり詰まったさまにすごく弱いので、しばらく見入ってしまいました。壷巣に詰まった十姉妹とか、ゴンズイの玉とか、なぜか昔から弱点(吸い寄せられる、という意味でね)でして。

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洲崎神社を出て、弁天橋の上から北側を眺めてみました。大横川が、右奥に見える例のイイ感じの急カーブを曲流して、丁字流で大横川南支川をわかつ地点です。

緑色がかった水はほどよく澄み、干潮の流速が岸に当たって、かすかな波を立てているのが見られました。しかし、こうして視点を変えて眺めると、なんとも風情のある街中の分流点風景ですね! すり抜け可能な水位になるには、まだ時間があるものの、「走ってみたい!」と思わせる、そそる光景に嬉しくなりました。
撮影地点のMapion地図

64012.jpg静かな街と静かな水路、雰囲気のよさにまだまだうろついてみたくなりましたが、そろそろ時間が迫ってきました。最後は西洲崎橋から、吉野家さんの屋形船と洲崎南水門を望んで一枚。

岸にもやう屋形船と対岸の間は、結構な余裕があるので、私の艇なら十分通れそうです。今度ここを通って、茂森橋に抜けてみようかな。
撮影地点のMapion地図

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タグ : 大横川大横川南支川洲崎南水門江東内部河川

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