洲崎神社周辺を歩く

水路ではたびたび訪ねているおなじみのところですが、陸路うろつくのは初めてで、ほんの短時間ながら新鮮な水路風景が堪能できました。
●まず向かったのは、赤い人道橋・新田橋。
路地の奥まったところに階段が現われる面白さもさることながら、地表よりずいぶん高められた桁の位置に、土地の低さと堤防の高さが感じられ、「洲崎に来たんだなあ」という実感が湧き上がってきました。
【撮影地点のMapion地図】
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案内図にもある、公園に陸上保存された先代橋にも行ってみたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなく、今回は見送ることに。

●まだ朝早くとあってか、人通りもあまりなく、スズメのさえずる声が響く静かな橋風景。
艇からの写真で何度かご覧に入れましたが、今の橋は単純な鋼桁橋で、高欄をトラス風にあつらえて、先代橋の華奢な雰囲気を出しています。

●新田橋を渡り、洲崎神社へご挨拶。収録中の航行の無事をお祈りしました。逆光になってしまいましたが、入口左の石柱には船宿・吉野家さんのお名前が。
大横川と、大横川南支川の丁字流西側角筈にある、まさに掘割を鎮護するような立地のお社とくれば、お参りせずにはおれません。いつも近くを通ってお騒がせしております…。
【撮影地点のMapion地図】

金魚でも飼われているかしら…と近づいたら、「池に石を投げ入れてはいけません こいがめがかわいそうです 親が注意してください」との看板が。ははあ、亀がいるのかとのぞき込むと…。

●コンクリートでできたわずかな岸辺に、かゆくなるくらい張り付いた亀さんがびっちり(笑)。
こういう、生き物がみっちり詰まったさまにすごく弱いので、しばらく見入ってしまいました。壷巣に詰まった十姉妹とか、ゴンズイの玉とか、なぜか昔から弱点(吸い寄せられる、という意味でね)でして。

●洲崎神社を出て、弁天橋の上から北側を眺めてみました。大横川が、右奥に見える例のイイ感じの急カーブを曲流して、丁字流で大横川南支川をわかつ地点です。
緑色がかった水はほどよく澄み、干潮の流速が岸に当たって、かすかな波を立てているのが見られました。しかし、こうして視点を変えて眺めると、なんとも風情のある街中の分流点風景ですね! すり抜け可能な水位になるには、まだ時間があるものの、「走ってみたい!」と思わせる、そそる光景に嬉しくなりました。
【撮影地点のMapion地図】

岸にもやう屋形船と対岸の間は、結構な余裕があるので、私の艇なら十分通れそうです。今度ここを通って、茂森橋に抜けてみようかな。
【撮影地点のMapion地図】

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