関宿再訪…8

(『関宿再訪…7』のつづき)

60066.jpg
せっかく水際まで下りてきたので、浚渫船のアップを。スローガンを掲げていろいろと主張してはくれるのですが、肝心の船名がどこに書いてあるのかはわかりませんでした。

キャブ横には建設会社の名前と、「01-407」なるナンバープレートが掲げられていたので、建機扱いなのかもしれませんね。

60067.jpgそして気になったのが、桟橋につないであった足舟です。17年6月に訪れたときは、木製のベカサッパっぽい、いかにもそそる端舟(右)がもやってあったのですが、今回見てみたら、FRP製(左)に替えられていました。

さすがに繋ぎっぱなしで、腐朽したのでしょうか。こちらも何だか舳先をタテイタ風にして、味のある形をしていますね。

60068.jpg帰ろうと土手の上に登ったら、上流から一隻のPWCが走って来ました。ターンしたと思う間もなく、後ろに乗っていた一人がボチャンと落水。

心配になって見守っていたら、落ちた人が泳ぎつつ「ここ、意外と流れが速いなあ」とのご意見が。艇長曰く「当たり前だろ、そこに水門があるんだから!」。落水した人、水門を振り返ってギョッとした顔で絶句、慌てて艇の上に這い上がっていました。イヤ、いわれるまで目の前の水門に気づかなかったのかと(笑)。
ともあれ、吸い込まれたりしなくて何よりでした。

60069.jpg

60070.jpgさて、ふたたび閘門と水門の上を渡り、博物館に戻るとしましょう。実は、この後もうひとつ、お楽しみが待っているのです。

右の写真はオマケ。関宿城博物館の瓦の上で、ふくふくと羽をゆるめてくつろぐスズメさん。ちょうど巣作りの時期に当たり、博物館の瓦のそこここから、忙しそうに出入りするスズメの姿が見られました。


(23年5月4日撮影)

(『「高瀬舟さかい丸」に乗って…1』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 関宿水閘門 浚渫船 江戸川

コメント

貴重な写真・記事ありがとうございます

こんにちは、初めてコメントさせて頂きます。以前から、当ブログ、ご著書の『東京水路をゆく』を読ませてもらっている長谷川と申します。今回の関宿の記事・写真も、大変参考になりました!
私は水路探訪初心者ですが、江戸時代~青べか物語の頃までの水運に興味があり、利根運河や関宿ルートでの江戸川~利根川の往来の夢が消えません。利根運河が今も通航出来たらなぁ~とかつて実現していたルートに思いを偲ばせております。水路での関宿・利根運河への接近が難しい以上、私も陸路で是非見に行ってみたいと思います。
ご著書の『東京水路をゆく』もいつも手元に置かせて頂いております。大変貴重な本を出版して頂きましてありがとうございます。

Re: 貴重な写真・記事ありがとうございます

>Osamu Hasegawaさん
拙著をお読みいただき、また貴ブログにてご紹介くださりありがとうございました。東京の運河や水郷を楽しまれているご様子、楽しく拝見しました。
かつての大内水航路をたどる夢は、難しいでしょうが持ち続けていたい夢の一つですね。利根運河ルートに限らず、以前こちら(http://suiro.blog27.fc2.com/blog-entry-449.html)で紹介したような、新規計画のルートを肴に、あれこれ妄想するのも楽しみの一つとしています。今後ともよろしくお願いいたします。

ご返信ありがとうございます

大変ご丁寧なご返信ありがとうございます!リンク先の記事も拝見させて頂きました。ご著書『東京水路をゆく』のほうでもP.60~の部分を読んだ時、とてもわくわくしました。外輪太郎さんが国土交通大臣になってほしいです(笑)。
かつて使われた運河や閘門を土木遺産を歴史的な産業遺産として保存するのも大切だと思いますが、できれば実際に水運として利用することができれば、先人たちの苦労や知恵も現代の私たちは忘れることがないのではないかと思うのです。これからも様々、ご教示頂きたく、今後とも宜しくお願いいたします。
私のブログにも目を通して頂きまして、非常に嬉しく思います。『東京水路をゆく』を一読者として買った際にはまさかこんな日がくるとは思っておりませんでした。本当に光栄な限りです。

Re: ご返信ありがとうございます

>Osamu Hasegawaさん
ご高評いただき大変恐縮です、こちらこそ、ご意見ご指摘など頂戴できれば幸いです。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する