関宿再訪…2

(『関宿再訪…1』のつづき)

60036.jpgううむ、ブレてしまった…。管理橋の橋詰近くにあった、中之島公園の案内板。「江戸川流頭部」を冠しているところが素晴らしい。「流頭部」という言葉に弱いんですよ。

関宿棒出しの現役時や、改修工事の軽軌道など、貴重な写真もちりばめられて楽しい案内版です。管理橋や中之島公園と、高水敷の位置関係もわかりますね。

先ほど、国土変遷アーカイブで、このあたりの終戦直後の航空写真を見ていたら、高水敷に水が流れていました。上流にダムが建設される以前は、もっと流量自体が多かったのか、または水門が常時閉だったのか…。

60037.jpg管理橋の橋詰近くには、もう一つ気になるものがありました。フェンスに立てかけられた看板を見ると、工事車輌専用の橋を造っているとのこと。

以前来たときは、もちろん無かったと思います。橋を架けるほどの規模になる、工事の内容も気になりましたが、まずは橋を見てみましょう。


60038.jpgおお…。橋脚は高く、橋台もがっちり造られて、重い工事用の車輌の通行にも耐えられそうな、思った以上に立派な橋です。

もちろん仮設のものとて、橋脚は生地のままの鋼管、桁は以前「東品川橋の工事」で見た「ランドクロス」のような既製の桁で、実用一点張りの無骨さですが、これほど大規模なものは見たことがなかったので、興味深いですね。どこか、工兵隊が戦場に架けた、準恒久橋のような雰囲気です。
撮影地点のMapion地図

60039.jpg
ご本尊、関宿水閘門が見えてきました。古びたコンクリートの肌や、落差に立つ白波に誘われて、自然と足が速まります。

60040.jpg仮設橋を上流側から見てみました。桁下高を堤防の高さに合わせているだけあって、ここから見るとさらに橋脚のひょろ長さが強調され、華奢な感じがしますね。

このあたり、橋の乏しい区間でもあるので、地味な仮設橋でも存在感があります。艇からくぐりざま見上げることができたら、高さも手伝ってさぞ雄大な眺めが楽しめるでしょう。


(23年5月4日撮影)

(『関宿再訪…3』につづく)

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タグ : 中之島公園 関宿水閘門 江戸川

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