震災後の水郷を訪ねて…6
(『震災後の水郷を訪ねて…5』のつづき)
●水郷大橋で利根川を渡り、十六島へ入ろうと県道101号線に入ると、すぐに横利根閘門のそばを通ります。せっかくですから寄り道してゆきましょう。
横利根橋を渡った橋詰近くを左に折れ、「横利根閘門ふれあい公園」の駐車場に入りました。このあたりは有名な釣りスポットなので、穏やかな好天も手伝ってか、釣竿を肩にした人たちの姿が多く見られました。

●駐車場から遊歩道に出ると、いたるところに噴出した砂の跡があり、歩道に敷き詰められたレンガが散乱して、まったく手つかずの状態。危険がないと判断されたのか、トラロープも張られていませんでした。
【撮影地点のMapion地図】

●砂とクラックで凸凹した斜面を下りて、船着場のある水辺の方へ。横利根水門のあたり、ここから見ても被害が少なくなさそうですね。

●橋詰の築堤に大きな崩落の跡があり、護岸のブロックとともに、法面がごっそり滑り落ちてしまっていました。直下のテラスも大きく陥没し、柵はひしゃげ、まるで湾入のように水が入ってきています。
●振り返って横利根閘門はと見ると、こちらは一見したところ歪みや亀裂もなく、まず大丈夫のよう。特に通航禁止の標識はありませんでしたが、マイタゲートは作動するのでしょうか。ともあれ、どっしりとしたレンガの堤体が、実に頼もしく思えました。
しかし、こちらの岸も柵が傾き、地面は波打って、とても無事とはいえない状況です。新緑あくまで濃く、ヒバリの声がのどかな水辺風景だけに、なおさら痛々しく感じられました。
(23年5月2日撮影)
(『震災後の水郷を訪ねて…7』につづく)

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横利根橋を渡った橋詰近くを左に折れ、「横利根閘門ふれあい公園」の駐車場に入りました。このあたりは有名な釣りスポットなので、穏やかな好天も手伝ってか、釣竿を肩にした人たちの姿が多く見られました。

●駐車場から遊歩道に出ると、いたるところに噴出した砂の跡があり、歩道に敷き詰められたレンガが散乱して、まったく手つかずの状態。危険がないと判断されたのか、トラロープも張られていませんでした。
【撮影地点のMapion地図】

●砂とクラックで凸凹した斜面を下りて、船着場のある水辺の方へ。横利根水門のあたり、ここから見ても被害が少なくなさそうですね。

●橋詰の築堤に大きな崩落の跡があり、護岸のブロックとともに、法面がごっそり滑り落ちてしまっていました。直下のテラスも大きく陥没し、柵はひしゃげ、まるで湾入のように水が入ってきています。

しかし、こちらの岸も柵が傾き、地面は波打って、とても無事とはいえない状況です。新緑あくまで濃く、ヒバリの声がのどかな水辺風景だけに、なおさら痛々しく感じられました。
(23年5月2日撮影)
(『震災後の水郷を訪ねて…7』につづく)

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