「源森川」で吸われる…2
(『「源森川」で吸われる…1』のつづき)
●で、ようやく本題なんですが、源森川の終点・北十間川樋門を控える鈑桁橋、小梅橋の手前まで来たときのこと。
当然、ここで転回となるわけですが、180°回頭してから一旦ニュートラルにし、振り向きざまスカイツリーを撮っておこう、と思ったのですね。
【撮影地点のMapion地図】

●艇の行き足もほとんどないということで安心して、両手でカメラを構えて…まあ、こんな風に。
●カメラから目を離してふと気付くと、艇が後ずさっている感覚があり、あれ? と見回すと、ザーザーと水音がします。
これはもしかして、北十間川樋門がゲートを開けて、水位低下化河川に放水しているのでは…。だとすれば、我が木っ端ブネは水と一緒に、樋門に向けてちゅうちゅう吸われていることになります。

●少し緊迫しながらも、吸われながらカメラを向けてみると、やはり! 一径間だけですがゲートが開いており、向こう側の明かりが見えていました。過去何度も訪ねてはいるものの、樋門が実際に水を取り込んでいるところを見るのは、これが初めてです。
今回ようやく気付かされたのは、扉体に何か書いてあること。上がっている扉体に書かれた文字は「主1」のようです。だとするとその左は「主2」でしょう。両端の小さな扉体に書かれた文字は、残念ながらわかりませんでした。
●まあ、樋門の前にはブイで張られた塵芥よけのスクリーンがあり、さらにゲートには格子が備えられているため、吸いこまれて奈落の底へ…という展開はまずないのですが、やはり気味のよいものではありません。
上の写真でもおわかりのように、ブイの上には鴨さんがつぶれてお昼寝をしているくらいですから、流れもきわめて緩いもの。大潮のときの隅田川の流速にくらべれば、何ほどのことはないでしょう。
しかし、「吸われた」経験は初めてのことだったので、珍しさのあまり、ご披露に及んだというお粗末でした。
(23年4月29日撮影)
(この項おわり)

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当然、ここで転回となるわけですが、180°回頭してから一旦ニュートラルにし、振り向きざまスカイツリーを撮っておこう、と思ったのですね。
【撮影地点のMapion地図】

●艇の行き足もほとんどないということで安心して、両手でカメラを構えて…まあ、こんな風に。

これはもしかして、北十間川樋門がゲートを開けて、水位低下化河川に放水しているのでは…。だとすれば、我が木っ端ブネは水と一緒に、樋門に向けてちゅうちゅう吸われていることになります。

●少し緊迫しながらも、吸われながらカメラを向けてみると、やはり! 一径間だけですがゲートが開いており、向こう側の明かりが見えていました。過去何度も訪ねてはいるものの、樋門が実際に水を取り込んでいるところを見るのは、これが初めてです。
今回ようやく気付かされたのは、扉体に何か書いてあること。上がっている扉体に書かれた文字は「主1」のようです。だとするとその左は「主2」でしょう。両端の小さな扉体に書かれた文字は、残念ながらわかりませんでした。

上の写真でもおわかりのように、ブイの上には鴨さんがつぶれてお昼寝をしているくらいですから、流れもきわめて緩いもの。大潮のときの隅田川の流速にくらべれば、何ほどのことはないでしょう。
しかし、「吸われた」経験は初めてのことだったので、珍しさのあまり、ご披露に及んだというお粗末でした。
(23年4月29日撮影)
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