羽田の水門と船溜…5

(『羽田の水門と船溜…4』のつづき)

56046.jpg船溜とお別れして、羽田第二水門を再びくぐり多摩川へ。かつての入堀・船溜ギッシリ地帯の後継者たる二つの船溜、大いに楽しませていただきました。

二つの大橋梁に挟まれた「三角水域」だけあって、くぐって外へ出る瞬間の眺めは雄大そのもの。土木趣味が横溢する風景ですね。


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水門を出た直後の眺め。この角度から眺めた大師橋、実にいい感じですね。

逆V字形主塔2本の力強さもさることながら、厚みを抑えた桁のラインも軽快で、この橋の魅力が存分に味わえる視点のように思えます。橋ばかりでなく、手前にもやうフネブネの姿で、生きた水路としての川を感じさせてくれるのがまた佳し。多摩川下流部を代表する景色といえるでしょう。

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大師橋の桁下をかすめて遠望する、対岸の新日本製鐵水門(過去ログ『多摩川の帰路に』参照)――正確には「水門跡」なのかもしれませんが――。こちらもやはり入堀式の船溜、しかも水門跡つきということで、そそるものがあります。

一度入ってみたいものですが、河道中央付近はきわめて浅く、行きつくまでの澪筋が判然としないので、また潮時の良い機会に再挑戦することに。

56049.jpg薄曇りのおかげで、広大な川面を渡る風も穏やか。静かな川面をしばらく楽しみながら帰ろうと、最微速で下ります。

前方はるかには、つい最近竣工した、羽田空港の国際線ターミナルが。17年前、ここを通って初めて江戸川ほかを訪れたときから考えると、信じられないくらいの変貌ぶり。トシをとるわけですわ…。


56050.jpgふたたび海老取川澪筋に進入。
通い慣れた区間とはいえ、それ相応に緊張してはいるので、いつも同じアングルからの写真ばかりになってしまうのですが、今回は珍しく、五十間鼻とカメノコ、その上に立つ無縁供養堂をほぼ正面からとらえることに成功。左手奥、羽田水門との位置関係もわかりますね。

さて、都心の桜たちを見て回るとしましょうか。


(23年4月10日撮影)

(『4月10日の平和島運河』につづく)

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タグ : 羽田第二水門 新日本製鐵水門 多摩川 海老取川

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