海老取川の桜

(『京浜運河点描』のつづき)

56021.jpg京浜運河から平和島運河の干潟水路、海老取運河を通って、海老取川に入りました。すでに絞っていたスロットルをさらに引き絞り、微速で歩かせる狭水路行。

ここの西岸、穴守橋橋詰近くにも、ちょっとした水辺の桜並木があります。


56022.jpg
昔は空港に向けた広告看板がひしめいていた海老取川畔に、唯一残ったポンジュースの看板を挟むようにして、護岸沿いに咲き誇る一群の桜。

おそらくごく最近植えられたものでしょうが、滑走路も沖合に去り、静けさを取り戻した河畔によく似合います。

56023.jpg天空橋近く、浅く湾入したあたりの船溜にも何本か桜が。橋をくぐった瞬間におや、と思ったのは、繋留船の数が、少し前より大幅に数を減らしていたことです。

数年前からこの附近には何ヶ所か、暫定係留施設が整備されつつあり、そちらが完成次第引っ越した艇もだいぶあったのでしょうが、それにしても少なすぎます。
生活感あふれる「フネぎっしり」の風景こそ、海老取川の川景色というイメージがあったので、これには寂しくなりました。

56024.jpg雲が多くなり、だいぶ暗く撮れてしまいましたが、時々薄く青空がのぞき、風も冷たくないので、まず降られる心配はなさそうです。

河口近くの鳥居に挨拶しつつ、海老取川澪筋へ。あっ、鳥居の横にあるポールの国旗も、先日のフネブネ同様、半旗になっていますね。黙祷。

56025.jpg魚探に表示される深度を読みつつ、海老取川澪筋に進入開始。狭水路から、広大な多摩川河口が眼前に開ける爽快感がたまりません。歩き慣れた道ながら、久しぶりに通るせいか、感動もひとしお。

過去ログ「海老取川澪筋に灯標新設」ですでにお知らせしましたが、出入口と屈曲の角にライト付きの澪標2本が設けられてから、澪筋を示す旗はめっきり数を減らしました。

以前は、赤と黄色の旗を掲げた竿がびっしり立ち並び(過去ログ『海老取川の旗』ほか参照)、その物量に圧倒されるような独特の眺めだったのですが、現在はご覧のとおり写真右手、五十間鼻側に青い旗をつけた竿が、それもまばらに立っているのみです。
撮影地点のMapion地図

(23年4月10日撮影)

(『羽田の水門と船溜…1』につづく)

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タグ : 海老取川 多摩川

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