大島川西支川を歩く…1

50001.jpg前後しますが、穏やかな冬の晴天に誘われて、1月9日はまたも深川あたりをお散歩してきました。
富岡八幡宮の骨董市を見に行ったのですが、もちろんそれだけで帰るはずもなく、ご当地名物の狭水路を、陸路のぞき見て楽しもうというわけです。

門前仲町から首都高深川線に沿って歩き、「最狭水路」大島川西支川に架かるポニートラス・緑橋が第一の目的地。まばゆい冬の陽光を反射して、その名にたがわぬ緑に塗りあげられたトラスが輝いていました。

50002.jpgポニートラスは、頭上を圧するような上横構の迫力はないので、路上から見た印象はおとなしめです。

親柱はご覧のとおり、四角錐のトンガリ帽子をかむった石張りのもの。銘板は、以前紹介した茂森橋のそれと同様、「余白」があったので、後年新たに掲げたものでしょう。



50003.jpg緑橋の上から、上流側に隣接して架かる、元木橋を見たところ。水面に反射した光が橋の裏側を照らし、桁の構造が水面に映っています。

もともとここは、油堀川の流路を埋め立ててできた道ですから、二つの橋が妙に隣り合っているのもむべなるかな。また緑橋がトラスなのも、十字流を示す「目印の橋」として架けられたと考えれば、不自然ではありません。
(過去ログ『大島川西支川…1』~『大島川西支川…2』、『最狭水路を抜けてみたい!…1』~『最狭水路を抜けてみたい!…3』参照)

50004.jpg
目を見張ったのが、何て言うんでしょう、この側面にある支材の、曲線美といってもよいかたちの面白さ。これはさすがに、陸上からの視点でなくては味わえますまい。

50005.jpg
しつこいようですが、反対側からもう一枚。管楽器のアルペンホルンを思わせる、流れるようなラインに加工された、アングル材の曲線美に惚れ惚れ。

冬の低い陽射しも手伝って、リベットがくっきりと陰影を刻み、魅力をいや増しているようです。
撮影地点のMapion地図

(23年1月9日撮影)

(『大島川西支川を歩く…2』につづく)

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タグ : 大島川西支川 江東内部河川

コメント

はじめまして

私もこの橋の優雅な腰(?)のラインが好きなので嬉しくなりました。先日貴著を読み、大変共感したので、ブログで紹介させていただきました。

Re: はじめまして

>miho satoさん
拙著をお読みいただき、またご紹介くださりありがとうございました。緑橋はくぐってよし、眺めてよしの一粒で二度美味しい橋ですね。これだから江東内部河川はやめられません。

No title

こんばんは。

リベットだらけに優雅な曲線美、見ほれますね。
橋に限らず駅のホーム屋根の支柱にレールが使っていると思わず目が行きます。
江東区は土地としては平坦な様ですが、水路のおかげで意外に起伏あり。
ちかごろご無沙汰しているので久しぶりにぶらついてみようか?なんて思います。

Re: No title

>カシワヤさん
橋を「昇り降り」する感覚こそ、江東散歩の醍醐味ですね。
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