お茶の水の謎の穴

去る6月27日、「最低橋最低水位」「平野橋はアーチだった?」と同じ日に、神田川も訪ねてみたのですが、お茶の水の掘割区間、聖橋とお茶の水橋の間で、気になるモノを目にしたのです。
【撮影地点のMapion地図】

●化粧板を張った護岸の水線付近に、スリットのような開口部が!
何で今まで気付かなかったのだろうと、悔しい気持ちにさせられましたが、高さからして大潮の干潮時でなければ、まず見ることはかなわないだろうと気を取り直しました。こちらには、低潮位時に来たことはほとんどなかったからです。
この日は茂森橋をくぐったくらいですから、望の大潮の翌日で日中の潮位はきわめて低く、11時29分で0.17m。写真のタイムスタンプは11時27分、まさに最低潮位ドンピシャでシャッターを切ったことになります。

この護岸は、従来からある基礎護岸の上に乗っかったような形で、新たに造られた部分です。開口部をこれだけ造ったということは、水を通す必要があったということですが、法面の排水のためでしょうか。
ハッ、もしかして、この向こうにあるお茶の水分水路と通じているのでは? いや、単なる妄想で、何の根拠もありませんが。ともあれ、何かご存じの方がおられたら、ぜひご教示いただきたいものです。

万世橋北詰下流側にある、例の下水吐口(?)も水叩きまで露出させて、いつもとは違ったおどろおどろしい雰囲気。上だけでなく、下も円弧状断面だったのですね。

でも、露出した水没部分が黒く濡れているのを見ると、通航時の不気味さが思い出されて、やはりちょっとためらってしまう…。側壁の黒い部分、光を反射しなくて、かなり気味が悪いんですよね。
(22年6月27日撮影)

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