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お茶の水の謎の穴

32013.jpg例によって、重要なことを忘れていました。思い出して良かった…忘れないうちにアップ。

去る6月27日、「最低橋最低水位」「平野橋はアーチだった?」と同じ日に、神田川も訪ねてみたのですが、お茶の水の掘割区間、聖橋とお茶の水橋の間で、気になるモノを目にしたのです。
撮影地点のMapion地図

32014.jpg
化粧板を張った護岸の水線付近に、スリットのような開口部が!
何で今まで気付かなかったのだろうと、悔しい気持ちにさせられましたが、高さからして大潮の干潮時でなければ、まず見ることはかなわないだろうと気を取り直しました。こちらには、低潮位時に来たことはほとんどなかったからです。

この日は茂森橋をくぐったくらいですから、望の大潮の翌日で日中の潮位はきわめて低く、11時29分で0.17m。写真のタイムスタンプは11時27分、まさに最低潮位ドンピシャでシャッターを切ったことになります。

32015.jpg上流側を見てみると、ご覧のとおり開口部は一か所だけではなく、一定の間隔をおいて、かなりの数が設けられていることがわかりました。

この護岸は、従来からある基礎護岸の上に乗っかったような形で、新たに造られた部分です。開口部をこれだけ造ったということは、水を通す必要があったということですが、法面の排水のためでしょうか。
ハッ、もしかして、この向こうにあるお茶の水分水路と通じているのでは? いや、単なる妄想で、何の根拠もありませんが。ともあれ、何かご存じの方がおられたら、ぜひご教示いただきたいものです。

32016.jpg神田川・日本橋川コースは、潮の低いときは敬遠しがちということもあり、上の開口部に限らず、自分にとってはめったに見られない水辺の表情が堪能できて、面白くはありました。

万世橋北詰下流側にある、例の下水吐口(?)も水叩きまで露出させて、いつもとは違ったおどろおどろしい雰囲気。上だけでなく、下も円弧状断面だったのですね。

32017.jpg昌平橋下流、お茶の水分水路吐口も、この日はずいぶん背が高く、ハードトップ艇でも余裕でくぐれそう!

でも、露出した水没部分が黒く濡れているのを見ると、通航時の不気味さが思い出されて、やはりちょっとためらってしまう…。側壁の黒い部分、光を反射しなくて、かなり気味が悪いんですよね。


(22年6月27日撮影)


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タグ : 神田川お茶の水分水路分水路

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