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最強可航河川・中川散歩…12

(『最強可航河川・中川散歩…11』のつづき)

30071.jpg吉川市役所前を過ぎて少し遡上すると、前方に三弦トラスの青い水管橋が見えてきました。新方川の合流点です!

両岸の緑はますます濃く、ますます、内陸深く遡上してきたという雰囲気あふれる眺めになってきました。




30072.jpg右手の岸から、真っ白な鷺が何羽か、さっと飛び立って左手に去ってゆきました。

そういえばさっきから、鷺の姿をぽつぽつと見かけるようになったなあ。餌が豊富なのかしらと、特に気にも止めませんでしたが、この鷺には、後で驚かされることになりました。



30073.jpg左に新方川を望んで。いや~、こんな内陸で、二度も続けて素敵な合流点の川景色を味わえるとは、ここまで遡ってきた甲斐があったというもの。頭上に、二つの川をひとまたぎする三弦橋があるのも、よいアクセントになっており、元荒川とはまた違った面白さのある風景です。

おや、写真右手、合流部突端の「鼻」の先に、数人の人影が。釣りかと思ったら、三脚を立てて、大きな望遠レンズ付きのカメラを構えているようです。カメラの狙っている先をふと見ると…。

30074.jpg左手、合流部の下流側に、密度の高い大きな藪が。あっ、藪の中に点々と鷺の姿が見えます! 中にはグレーの羽をした、可愛らしい雛の姿もいくつか。この藪はどうやら、鷺の群生地で、カメラの人たちはバードウォッチングをしていたようです。

鷺の故郷だったとは、中川奥地、あなどれません。すっかり観察のお邪魔をしてしまいました、ここは早々に退散しましょう。
さすがに水深が気になるので、前進する前にボートフックを差して測深すると、果たして半分も差し込まないうちに、サクリ、という感触が返ってきました。水深1m足らず、底質は砂のようです!

30075.jpg
関東舟運構想」の要、「川藤運河」の予定されていた入口は、この少し先。構想が実現していれば、この三弦橋が、運河入口が間近であることを示す、格好の「目印の橋」となり、遡ってくるフネブネは、スピードを緩めて運河に入る準備を始めたに違いありません。

もう少し行けそうな気もしたのですが、そんな想像をしつつ、利根運河がほぼ真東の地点まですんなり来れたという事実だけで、どこかすっかり満足してしまいました。「最強可航河川」の面白さを、自分なりに堪能できたということなのでしょう。
たくさんの鷺たちの視線を感じつつここで回頭、緑濃い新方川合流部を後に、帰途につくことにしました。
撮影地点のMapion地図

(22年5月4日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 中川

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