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満漢全席小名木川…5

(『満漢全席小名木川…4』のつづき)

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操作室の窓から、小名木川の西側を望んだところ。一直線で、しかも一径間下路式の橋が多く、見通しの良いことで知られるこの川も、この高さから眺めると橋の上部構造が邪魔をして、遠くの水面がよく見えません。

なるほど、監視カメラが低い位置にあるのは、そういう理由があったんだ…、と納得させられました。

37022.jpg眺めているだけで血圧が上がりそうな、操作状態表示版。ゲートやバイパス管の作動状態、信号の現示はもとより、カメラやスピーカーなど各機器の配置が一目瞭然。
ううう、月並みな言葉しか思いつきませんが、なんて素敵なんでしょう!

ちなみに表示は、後扉閉鎖、注排水ゲート4ヶ所全閉鎖、前扉開放で、西側の信号のみ青を現示した状態を示しています。閘室側の注排水口は、4ヶ所2系列、計8ヶ所あるのがわかりますね。

37023.jpgふと気になったのが、表示版の下に貼り出されたこの表。おお、環境局の清掃船の、通過予定日を表にしたものですね。船によって運航ダイヤが決まっているとは、初めて知りました。

上の二つ、第2みどり丸と建河清第5号の「コンベア」というのは、例の水面をすくうベルトコンベアを備えた大型清掃船であることがわかりましたが、ちどり3号の「手上げ 小」という呼称が新鮮。小河川専門の、タモ網のみ装備した小型の清掃船(『桜探し散策で…8』参照)をこう呼ぶのですね。

37024.jpgコンソールで最も気になったのが、やはり水深表示。デジタルとアナログのメーターが併設されており、左から東側の水位低下化河川、閘室、西側の感潮河川の水位を示しています。東側はA.P.-0.91m、閘室内と西側がA.P.+0.82mを示していますね。

メータ-群の手前が放送機器で、スピーカーの選択ができるようです。いつもここから声をかけてもらっているんだ…。

お話をうかがいながら、いつも通航させていただいて、お世話になっていることを伝えると、他の見学者もおられる前で、「ほう、船名は何ていうんですか?」「それはどういう字を書きます?」と質問され、嬉しいやら恥ずかしいやら。次回通航時より、放送で船名を呼ばれるのかしら?

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ここで、視点が西側に切り替わったモニターに目をやると、新小名木川水門をくぐって、何隻かの船がこちらに向かってくるのが見えました。こんな遠くから見えるのですから、待ち構えてすぐに運転に入ってくれるのも、むべなるかな。うひょひょ、見学だけでなく、通航シーンも楽しめそうですな!

「こうやって待ちかまえて注水を始めても、大横川にそれたり、途中で繋留したりする船もいたりして、アテが外れることも多いんですよ」と笑って話されていた職員の方。この仕事を大いに楽しんでやっておられる雰囲気が伝わってきました。


(22年9月4日撮影)

(『満漢全席小名木川…6』につづく)

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タグ : 小名木川 江東内部河川 扇橋閘門 閘門

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