満漢全席小名木川…1

夏の一般開放日は9月4日が最後で、これを逃せばまた当分機会は訪れないでしょうから、扇橋閘門君を訪ねる、その一点だけに的を絞り、またも午前中のみの駆け足航行となりました。

ちょぶさんは、去る9月1日、すでに扇橋閘門を威力偵察(?)され、濃厚な情報をもたらしてくれたということもあり、間なしの再訪で恐縮ながら、ご同行をお願いしたというわけです。

●穏やかな川面を滑走して、閘門様前に到着。
相変わらずの猛暑ながら、この日の朝に北西の風が入ったおかげで、靄がきれいに吹き払われ、視界はきわめてクリア。閘門様の表情も、すっきりとしたいいお顔に見えます。
ゲートが開くのを待つ間、エンジンをアイドリングにして漂泊していると、波静かな水面に浮かぶ艇上はしんと静まり返って、言葉を交わすのももったいなく思えるほど。閘門を見つめながら、静けさを楽しむように押し黙る3名と1羽…。

これは前回も目にしたのですが、旧中川・番所橋船着場の対岸、江戸川区側では、土運船とユンボが出て、何やら岸の工事中。鋼矢板護岸の内側は、従来草が生えるにまかせていたのですが、いよいよテラス化の整備を始めるのでしょうか。

先日のドボクマッピングの際にも、テラスからカヤックを降ろす風景も見られ、眺めてよし、遊んでよしの水路に生まれ変わったようです。魚影も濃く、テラスが整備されたとくれば、釣り人さんの数もうなぎのぼりで、通航する艇から見ると、ちょっと気を遣う区間になったという部分もありますが。
【撮影地点のMapion地図】
(22年9月4日撮影)
(『満漢全席小名木川…2』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 満漢全席小名木川…3
- 満漢全席小名木川…2
- 満漢全席小名木川…1
- 駆け足内部河川…8
- 駆け足内部河川…7
コメント
コメントの投稿