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満漢全席小名木川…1

37001.jpg引き続いて色々なことがたたみかけ手ふさがりなんですが、一つ大きなことが片付いてだいぶ気持ちが楽になり、先日の雪辱を果たす機会が、意外と早く訪れることとなりました。そう、愛しのサービス過剰(褒め言葉)閘門・扇橋閘門を見学できる、しかも我が艇を桟橋に付けて! というまたとない好機のことです。

夏の一般開放日は9月4日が最後で、これを逃せばまた当分機会は訪れないでしょうから、扇橋閘門君を訪ねる、その一点だけに的を絞り、またも午前中のみの駆け足航行となりました。

37002.jpg今回ご同行いただいたのは、おなじみ、がー殿ご一家(ちょぶさん・halcoさん・がーちゃん)。ちょくちょくお会いしてはいるのですが、我が艇にお乗りいただくのは久しぶり(過去ログ『がーちゃんと水路行…1』ほか参照)です。殿は先日の水郷ツアーに参加以来、サッパの船頭さんの扮装がお気に入りとのこと。さっそくドリンクホルダーにすっぽり収まり、ご満悦の様子。

ちょぶさんは、去る9月1日、すでに扇橋閘門を威力偵察(?)され、濃厚な情報をもたらしてくれたということもあり、間なしの再訪で恐縮ながら、ご同行をお願いしたというわけです。

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穏やかな川面を滑走して、閘門様前に到着。
相変わらずの猛暑ながら、この日の朝に北西の風が入ったおかげで、靄がきれいに吹き払われ、視界はきわめてクリア。閘門様の表情も、すっきりとしたいいお顔に見えます。

ゲートが開くのを待つ間、エンジンをアイドリングにして漂泊していると、波静かな水面に浮かぶ艇上はしんと静まり返って、言葉を交わすのももったいなく思えるほど。閘門を見つめながら、静けさを楽しむように押し黙る3名と1羽…。

37004.jpgつつがなく閘室を出て、旧中川へ。「今回も説明の放送はありませんでしたねェ」と、ちょぶさんと二人でニヤリ。あれは大人数の乗った観光船や、複数のプレジャーボートが通航するときのみかかるのでしょう。隣接地に大型マンションもありますから、音を出すことには気を遣わざるをえませんものね。

これは前回も目にしたのですが、旧中川・番所橋船着場の対岸、江戸川区側では、土運船とユンボが出て、何やら岸の工事中。鋼矢板護岸の内側は、従来草が生えるにまかせていたのですが、いよいよテラス化の整備を始めるのでしょうか。

37005.jpgそして小名木川へ。しばらく自艇で訪れる機会がありませんでしたが、ここ数年の小名木川東側の整備ぶりは、本当に目覚ましいものがありますね。水位低下化以前からあった、高いコンクリート堤防は削られて低まり、新たな石垣風護岸と連続したテラスが設けられて、見違えるようになりました。

先日のドボクマッピングの際にも、テラスからカヤックを降ろす風景も見られ、眺めてよし、遊んでよしの水路に生まれ変わったようです。魚影も濃く、テラスが整備されたとくれば、釣り人さんの数もうなぎのぼりで、通航する艇から見ると、ちょっと気を遣う区間になったという部分もありますが。
撮影地点のMapion地図

(22年9月4日撮影)

(『満漢全席小名木川…2』につづく)

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タグ : 荒川旧中川小名木川江東内部河川水位低下化河川荒川ロックゲート閘門

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