中川に向かう

●「飛行船を追いかけて」でも触れたとおり、去る5月4日は、久々に内陸深く遡上を楽しんでみたくなったこともあり、中川に向かうことにしました。
「遡上欲」に駆られた理由は、また改めてお話しますが、まるで薄曇りのようにもやの濃い中を、新砂水門の扉体を眺めながら荒川に出ようとすると、まず一つ目の発見が。

写真中央の二羽のムクドリ君、「いや~、最近いいエサが少なくて…」とボヤキあっているように見えて、萌えさせるものが。フェンダーの穴からひょっこり顔を出しているムクドリもいて、トリ好きとしてはタマランものがあり、無駄に写真のサイズを大きくしてしまいました。

冗談はともかく、いかな平時に流す文言とはいえ、通航船にまったく関係のなさそうな標語を流すのは、いかがなものでしょうか。せめて、「救命胴衣を着用しよう」とか、「河上では右側通航、下航船優先」など、水上の安全に関する標語を流していただいた方が、良いような気がするのですが。

彼に出会ったということは、やはり今日は休日とはいえ、東京の水運は平日並みということ。もう一隻ぐらい出会えるかしら。

船名ははっきり見えませんでした(たぶん『東丹丸』)が、船種は油槽船ですね。和光市の油槽所に油を降ろした帰りでしょうか。喫水も浅く、足取り軽い帰り道といった感じです。
【撮影地点のMapion地図】
(22年5月4日撮影)
(『最強可航河川・中川散歩…1』につづく)

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