横利根閘門遊覧…1
(『「水の郷さわら」を訪ねて…5』のつづき)
●我々の乗るサッパが到着したので、案内されて桟橋へ。桟橋の表側は、頻発している佐原方面への便でふさがっているので、桟橋の手前、岸壁とのスキ間のようなところに着けてきました。
自分の乗る舟を撮り忘れてしまったので、胴の間に収まってから、向かい合った佐原行きのサッパを一枚。
●オーニング付きのサッパなので、眺望は残念ながらいま一つですが、大利根本流を楽しめて、しかも横利根閘門を水上から拝めるのなら、ぜいたくは言えません。
舟上から見る桟橋は、ご覧のとおりお客さんの列が途切れず、大賑わいのありさま。佐原の街並みを眺めながらの小野川遡上は、やはり人気が高いようですね。道の駅の駐車場が一杯ということもあり、佐原中心部にクルマを停めて、舟でこちらに向かうお客さんもいるようです。
●特に定員何名との指示はなかったこともあり、並んでいたお客さん全員を詰め込んで出発。もちろん足を伸ばせるような余地はなく、全員が正座か体育座り(笑)。
隣に座ったおばさんからは、「正座しどおしじゃ、学校で先生に説教されてるみたい」と、苦笑まじりのご意見も。まあ、肩を触れ合わせてお国なまりを聞くサッパの船旅も、悪くはありません。

●少々過積載気味のサッパは、船足を深く沈めて佐原港(そう、川の駅は、間違いなく『佐原港』の復活でしょう!)を離れ、雄大な利根本流へ。
船首のタテイタをさざ波がどしん、どしんと叩き、冷たい川風とともに、快いピッチングが体に伝わってきます。広々とした川面、さえぎるもののない空、利根川はやはり、いいものですね。
●雲ひとつない快晴とあって、ここ下利根流域も結構な出船があり、行きかう観光船のほかにも、疾走するモーターボートが何隻か見られ、川面は賑やかです。
あの艇も、どこかの閘門をくぐってきたのかなあ…。霞ヶ浦・北浦を控える内水域の理想郷、釣りに遠乗りにと、皆さん楽しまれたことでしょう。
(22年5月2日撮影)
(『横利根閘門遊覧…2』につづく)

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自分の乗る舟を撮り忘れてしまったので、胴の間に収まってから、向かい合った佐原行きのサッパを一枚。

舟上から見る桟橋は、ご覧のとおりお客さんの列が途切れず、大賑わいのありさま。佐原の街並みを眺めながらの小野川遡上は、やはり人気が高いようですね。道の駅の駐車場が一杯ということもあり、佐原中心部にクルマを停めて、舟でこちらに向かうお客さんもいるようです。

隣に座ったおばさんからは、「正座しどおしじゃ、学校で先生に説教されてるみたい」と、苦笑まじりのご意見も。まあ、肩を触れ合わせてお国なまりを聞くサッパの船旅も、悪くはありません。

●少々過積載気味のサッパは、船足を深く沈めて佐原港(そう、川の駅は、間違いなく『佐原港』の復活でしょう!)を離れ、雄大な利根本流へ。
船首のタテイタをさざ波がどしん、どしんと叩き、冷たい川風とともに、快いピッチングが体に伝わってきます。広々とした川面、さえぎるもののない空、利根川はやはり、いいものですね。

あの艇も、どこかの閘門をくぐってきたのかなあ…。霞ヶ浦・北浦を控える内水域の理想郷、釣りに遠乗りにと、皆さん楽しまれたことでしょう。
(22年5月2日撮影)
(『横利根閘門遊覧…2』につづく)

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