分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…7

(『分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…6』のつづき)

26114.jpgシールド区間の終点、クレーンのレールが付いた天井を見上げて。ステンシルの最終ナンバーは53。レールは天井を離れた後も、さらに奥まで中空に吊り下げられて、続いているのがわかります。写真には写っていませんが、区間終点の水面近くには、開鑿区間の終点同様、角落しをはめる溝が切られていました。

いつ果てるとも知れなく感じられたシールド区間でしたが、こうして終わってみると、少し名残惜しいもの。大成建設の「実績紹介」にある、工事中のシールド区間を写した見事な写真―もちろん竣工前ですので、セグメントの地が出たままですが、この写真を見て、お茶の水分水路への憧憬をかき立てられたことを、ふと思い出しました。

26115.jpgさて、偉大なる大地下空間、シールドマシン発進縦坑です。
こらえ性がないので、例によって先にばらしてしまうと、撮った写真が以下の3枚を除いて、ことごとくブレるか、ピントが合っていないていたらく(嘆)。
やはり「呼ばれていない」。呪われている感じすらする。

縦横の一辺が17~8m、高さ7~8mほどでしょうか、天井からは、例の角落し用クレーンのレールが吊り下げられ、本流側(南側)にはご覧のとおり、上に通じるハシゴを備えた踊り場、さらに天井には、角落しや機材を出し入れしたと思しき、長方形の開口部が見られます。

26116.jpg
開口部のアップ。数枚の板で、塞がれていることがわかります。光一筋入って来ないところを見ると、鉄板などの仮設のものでなく、コンクリートで完全に閉鎖しているように思えました。
このシャフトから、シールドマシンも搬入したのかなあ…。当時の写真を撮られている地元の方、おられないでしょうか。

まあ、今までの区間の感覚からすれば、まるで大広間のような大地下空間、分水路随一の見所であることは間違いありますまい。存分にご覧に入れられないのが、本当に悔しく、残念です!

26117.jpg発進縦坑を離れ、最終コース、上流部開鑿区間に突入、後ろを振り返って。縦坑に開口するシールド区間が、まるで鉄道トンネルのポータルのように見えました。

何かとソリの合わないお茶の水分水路ですが、この発進縦坑を堪能するためだけに、また来てみたくなりました! 上流から入れば、割とすぐですからね。


26118.jpgさて、縦坑のシャフトに見えたフタが気になり、先日お散歩がてら、探索におもむいてみました。例によって、「神田川・お茶の水分水路」を参照すると、お茶の水分水路呑口から、220mの位置とのこと。

220mというと…水道橋からお茶の水坂を登り、原形をとどめる震災復興公園としても著名な、元町公園の東はす、財団法人聖母美術院の向かい側あたり。おっ、地図上にも、ちょっと気になる表記がありますね。
撮影地点のMapion地図


(22年3月14日撮影)

(『分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…8』につづく)

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タグ : お茶の水分水路 分水路 神田川 シールドマシン発進縦坑

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