分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…1
(『分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…0』のつづき)
●銘板を掲げ、化粧板まで張られた、分水路群では珍しい立派なポータルをくぐると、いきなりの大屈曲区間。昌平橋の橋台地をかすめ、昌平橋交差点の下を外濠通りへと向かうための急カーブです。
全長6m足らずの木っ端ブネでも、舵を誤れば接触しかねない曲がりぶり。しつこいようですが、収録の時乗ったあの大きなカタマランが、よくまあつかえもせずに通れたものだと、改めて感心しました。
【撮影地点のMapion地図】
●左右の黒く残った湛水線を見ると、満潮時は天井ギリギリまで水面が迫ることがわかりますね。
「神田川・お茶の水分水路」によると、ここ、下流部の開鑿工法区間の内法は、幅6.8m×高さ7~8mとのことですが、一見したところでは、水没部分を差し引いても、とてもそんなに高さがあるようには思えない圧迫感で、ちょっと息苦しくなりそうでした。
●カーブを曲がり切り、直線区間に入りました。相変わらず天井は低いままですが、吐口付近で風が入るせいか、コンクリートの表面は白く、悪くない状態です。
この開鑿区間は、湯島聖堂の横付近まで、320mの長さがあるとのこと。う~ん、ずっとこんな調子で低いのかしら…。だいたい、最下流部にこんなボトルネックがあったら、増水時に肝心の流量が確保できないんじゃないかと、素人的には心配になります。
●右舷前方、下水の合流部を発見。
ええ…ここで、右の写真をクリックして、左上をよ~く見てください。
オカルトじみた話で恐縮ですが、「呼ばれていない」と感じた水路に無理して入ると、事故は起こさないまでも、何かしらイヤ~なことが起こったり、妙にくたびれたりすることがよくあったのですが、今回もさっそくソレが…。

●す ご く で か い ク モ が 天 井 に 張 り 付 い て い る。
まあ、そりゃ暗渠ですから、クモくらいはいるでしょうが、しかし栄養がいいのか、相当でかい! アレがぽとりと落ちてきたらと思うと、生きた心地がしません。
これからもあんなのに出くわすのか…。出だしから、すっかり凹んだ気持ちになり、息を止めながら、刺激しないようにそろそろと直下を通過しました。
(22年3月14日撮影)
(『分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…2』につづく)

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全長6m足らずの木っ端ブネでも、舵を誤れば接触しかねない曲がりぶり。しつこいようですが、収録の時乗ったあの大きなカタマランが、よくまあつかえもせずに通れたものだと、改めて感心しました。
【撮影地点のMapion地図】

「神田川・お茶の水分水路」によると、ここ、下流部の開鑿工法区間の内法は、幅6.8m×高さ7~8mとのことですが、一見したところでは、水没部分を差し引いても、とてもそんなに高さがあるようには思えない圧迫感で、ちょっと息苦しくなりそうでした。

この開鑿区間は、湯島聖堂の横付近まで、320mの長さがあるとのこと。う~ん、ずっとこんな調子で低いのかしら…。だいたい、最下流部にこんなボトルネックがあったら、増水時に肝心の流量が確保できないんじゃないかと、素人的には心配になります。

ええ…ここで、右の写真をクリックして、左上をよ~く見てください。
オカルトじみた話で恐縮ですが、「呼ばれていない」と感じた水路に無理して入ると、事故は起こさないまでも、何かしらイヤ~なことが起こったり、妙にくたびれたりすることがよくあったのですが、今回もさっそくソレが…。

●す ご く で か い ク モ が 天 井 に 張 り 付 い て い る。
まあ、そりゃ暗渠ですから、クモくらいはいるでしょうが、しかし栄養がいいのか、相当でかい! アレがぽとりと落ちてきたらと思うと、生きた心地がしません。
これからもあんなのに出くわすのか…。出だしから、すっかり凹んだ気持ちになり、息を止めながら、刺激しないようにそろそろと直下を通過しました。
(22年3月14日撮影)
(『分水路打通作戦【お茶の水分水路編】…2』につづく)

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