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桜探し散策で…7

(『桜探し散策で…6』のつづき)

27056.jpg朝潮運河の浚渫風景」の積み残し。浚渫船にもやっていた小型曳船がイイ雰囲気なので、一枚スナップ。

上部構造は平面で構成された直線的なものながら、わずかにキャブ後端を前傾させて、洒落っ気(?)を出しているあたりがいじましい感じです。



27057.jpgさて、おなじみ桜の名所、大横川―しつこいようですが、旧大島川の区間―ですが、またも桜の咲き具合を観察する以前に、ちょっと強烈なモノに出くわしてしまい、桜の方は引き続きすっかりおろそかになる始末。

越中島橋のS字区間を過ぎて、さくらまつりの最中は遊覧の和船乗り場となる、黒船橋船着場が見えてくると…。


27058.jpg
この光景を遠くから見たときの第一印象、
… 川 が 封 鎖 さ れ て い る !
ブイを連ねたフェンスが、河道を横断して設けられているように見えたのです。いや、四角いものが河道を塞ぐように、横一線に並んでいたら、誰しもそう思うのではないでしょうか(私だけ?)。

「ううん、お祭りの主催者側も、和船の安全を考えて、ついに一般艇の締め出しに乗り出したか…残念だが、致し方あるまい」などと、勝手な妄想が脳内をぐるぐる回ったものです。

27059.jpg…まあ、写真をご覧になればおわかりのように、幸いなことにフェンスなどではなく、単に発泡スチロールの箱が浮いているだけだったのですが、正直、しばし越中島橋の下に艇を止めて、考え込んでしまうほどでした。それほど見事な一列横隊をつくっていたんですよ!

箱に書いてある銘を見ると、魚などを入れておく箱のようですね。どこかでトラックでもひっくり返ったのか、前日の強風にあおられて魚屋さんから脱走したのか、いずれにせよ、これだけの箱がいっぺんに、川へ放たれるまでのいきさつが気になりました。

27060.jpg我が艇は無事、発泡艦隊の横陣を中央突破して、船着場横を通過。箱の動きを見ると、今日の風は東から西へ抜けているようですね。いったん平久川に抜けてから、後戻りする形で艪走を楽しんでゆきましょう。

沿道には提灯が下げられ、船着場の周りには「和船友の会」の所属和船が数隻もやって、お祭りの準備はすでに整っているようでした。
撮影地点のMapion地図

(22年3月22日撮影)

(『桜探し散策で…8』につづく)

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タグ : 朝潮運河大横川旧大島川江東内部河川曳船和船

コメント

No title

それにしても、見事に一列に並んだものですね。

Re: No title

>bittercupさん
風のイタズラとは言え、ちょっと不思議ですよね。本気でフェンスかと思ってしまいました。
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