新装「にっぽん丸」来航
(『分水路打通作戦【水道橋1号分水路編】…9』のつづき)
●話をいったん戻して、「3月14日の臨海大橋…2」の後につづくシーンから。有明西運河を通って、隅田川に向かいます。
運河の中ほどで、水辺ラインの水上バス、「こすもす」と反航。潮もほどよく引いた時刻とあって、トップの展望デッキが開放され、結構な数のお客さんが、運河風景を楽しんでいました。
●有明西運河を抜けて、豊洲沖に出てみると、晴海埠頭に接岸している船が。客船のようですが、このようなカラーリングの船は、初めてです。
珍しさも手伝って、寄り道してみることにしました。

●近づいてみて、商船三井の「にっぽん丸」であることがわかりました。装いをすっかり変えていたので、かつての印象とはだいぶ異なります。
濃紺に塗り上げられた船体は、上品で、しかもきりりと引き締まった感じ。煙突のみをオレンジにしたのも洒落た感じで、全体に落ち着いた、いい雰囲気にまとまっていますね。
●派手な塗装の巨大客船には、少々食傷気味だったので、昔の客船を思わせる、紺一色に赤と白のラインというカラーリングには、ホッとさせられるものがありました。
惜しむらくは、船首に書き入れられた船名が金色(?)で、写真のように影になると、ちょっと見づらいことでしょうか。もう少し、明るい色でもよかったのではと思います。
しかし、大型客船が接岸すると、閑散とした晴海埠頭がいっぺんで華やぐなあ…。

●ぐっと近づいて、真っ正面から一枚。
収容力優先の、いわゆる「ティッシュボックス」タイプでなく、最近の客船としては、上部構造物が比較的小ぶりにまとまっているのも、好ましく感じる理由のひとつです。
本日入手した、月刊「世界の艦船」2010年5月号によると、「にっぽん丸」は、三菱横浜製作所で昨年11月から改造工事に入っており、今月21日横浜で公開されたとのこと。この日、東京港に現れたのは、改造後の試運転だったようですね。
【撮影地点のMapion地図】
(22年3月14日撮影)
(『3月14日のトリさん…1』につづく)

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運河の中ほどで、水辺ラインの水上バス、「こすもす」と反航。潮もほどよく引いた時刻とあって、トップの展望デッキが開放され、結構な数のお客さんが、運河風景を楽しんでいました。

珍しさも手伝って、寄り道してみることにしました。

●近づいてみて、商船三井の「にっぽん丸」であることがわかりました。装いをすっかり変えていたので、かつての印象とはだいぶ異なります。
濃紺に塗り上げられた船体は、上品で、しかもきりりと引き締まった感じ。煙突のみをオレンジにしたのも洒落た感じで、全体に落ち着いた、いい雰囲気にまとまっていますね。

惜しむらくは、船首に書き入れられた船名が金色(?)で、写真のように影になると、ちょっと見づらいことでしょうか。もう少し、明るい色でもよかったのではと思います。
しかし、大型客船が接岸すると、閑散とした晴海埠頭がいっぺんで華やぐなあ…。

●ぐっと近づいて、真っ正面から一枚。
収容力優先の、いわゆる「ティッシュボックス」タイプでなく、最近の客船としては、上部構造物が比較的小ぶりにまとまっているのも、好ましく感じる理由のひとつです。
本日入手した、月刊「世界の艦船」2010年5月号によると、「にっぽん丸」は、三菱横浜製作所で昨年11月から改造工事に入っており、今月21日横浜で公開されたとのこと。この日、東京港に現れたのは、改造後の試運転だったようですね。
【撮影地点のMapion地図】
(22年3月14日撮影)
(『3月14日のトリさん…1』につづく)

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