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第三芭蕉丸の船旅…7

(『第三芭蕉丸の船旅…6』のつづき)

19096.jpg焼島の横を過ぎ、松島海岸もほど近くなってきたころ、松島の桟橋を発った船が二隻、こちらに近づいてくるのが見えました。

お天気もよくないというのに、これだけの行き合い船があるあたりに、松島観光の人気のほどがうかがえます。さて、今度はどんな船かな? デッキに出て、カメラを構えて待っていると…。

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松島ベイクルーズの「はくつる」でした。先ほど出会った「あおば」によく似た外観の船ですが、総t数と定員は、こちらのほうが少ないのですね。

最上甲板には、一人でこちらを眺めている男性の姿が。手に何か袋を持っていたところを見ると、私同様、カモメにエサをやろうと待ち構えていたのかもしれません。

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続いて現れた船は、ちょっと変わった船首のデザインが目を引く「やまびこ」。「はくつる」と同じベイクルーズ船隊所属。外見にたがわず、速力は結構出るようですね。

松島航路各船社の、バラエティ豊かなフネブネを存分に眺めることができて、満足満足。これも、眺望の良い最上甲板のある、第三芭蕉丸に乗せていただいたおかげです。

19099.jpg松島の桟橋が見えてきました。塩竃同様、各船社共同使用の桟橋で、幅をゆったり取ったポンツン構造です。

最高に居心地の良かったデッキや船室、正統派観光船(?)たる第三芭蕉丸とも、これでお別れかと思うと、名残惜しいものが。


19100.jpg桟橋の西側、松島海岸駅に近いあたりでしょうか、緑濃い小さな入江には、ヨットの泊地が見られました。

風光明媚な多島海を縫って帆走するのは、楽しいでしょうね。いや、海苔ヒビや岩礁も多い海域ですから、気が抜けない部分もあるのかもしれませんが。
撮影地点のMapion地図

(21年12月3日撮影)

(『第三芭蕉丸の船旅…8』につづく)

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タグ : 松島観光船

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