東品川橋の工事
(『高浜運河に拾う…3』のつづき)
●高浜運河の南端から目黒川水門をくぐり左折、天王洲南運河に出ると、おや、東品川橋の向こう側には足場が組まれて、何やら工事中のようです。
港湾部らしい、簡素な鋼桁橋とはいえ、外観からすると竣工後40年以上は経っていそうですから、もしかしたら架け替えかな?
【撮影地点のMapion地図】
●下流側には、ご覧のとおり大規模な足場が組まれ、すでに仮橋の架設中。やはり架け替えのようですね。
8枚の鈑桁を並べた仮橋は、結構な交通量をさばくだけあって、仮設のものと思えないほど大きな径間。この鈑桁の商品名、「ランドクロス」と言うんだ…。

●仮橋を振り返って。
「桁下注意 桁下高A.P.+6.0m HWLより=4.0m」との表記が。最高潮位からの桁下高まで併記してあるなんて、なかなか親切ですね。
●あまり紹介されない眺めなので、お目汚しまで。京浜運河に出て、すぐ南側を見たところ。運河西岸と首都高羽田線に挟まれた、帯状の水面が取り残されたようになっているのが見えます。
京浜運河も、竪川や日本橋川同様、水面上のスペースを高速道路に提供した可航水路なのですが、さすがに本格艀船運河として造られた水路だけに、幅が非常に広かった(最小可航幅100m)ため「高架下水路」にはならず、道路は比較的水面に近いところを、桟道のような構造で走り抜けることとなりました。
●首都高をくぐり、京浜運河を右折しようと水路中央に出たら…、正面に見える若潮橋も工事中ですか。先日の豊洲橋といい、臨海部は架け替えラッシュだなあ。
仮橋の中央にでかでかと「若潮橋(仮橋)」と断り書きがあるのが、「これは正式な橋じゃないですからね!」と、力みかえっているようで、何か微笑ましいものがありました。
(21年12月13日撮影)
(『羽田可動橋の表情』につづく)

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港湾部らしい、簡素な鋼桁橋とはいえ、外観からすると竣工後40年以上は経っていそうですから、もしかしたら架け替えかな?
【撮影地点のMapion地図】

8枚の鈑桁を並べた仮橋は、結構な交通量をさばくだけあって、仮設のものと思えないほど大きな径間。この鈑桁の商品名、「ランドクロス」と言うんだ…。

●仮橋を振り返って。
「桁下注意 桁下高A.P.+6.0m HWLより=4.0m」との表記が。最高潮位からの桁下高まで併記してあるなんて、なかなか親切ですね。

京浜運河も、竪川や日本橋川同様、水面上のスペースを高速道路に提供した可航水路なのですが、さすがに本格艀船運河として造られた水路だけに、幅が非常に広かった(最小可航幅100m)ため「高架下水路」にはならず、道路は比較的水面に近いところを、桟道のような構造で走り抜けることとなりました。

仮橋の中央にでかでかと「若潮橋(仮橋)」と断り書きがあるのが、「これは正式な橋じゃないですからね!」と、力みかえっているようで、何か微笑ましいものがありました。
(21年12月13日撮影)
(『羽田可動橋の表情』につづく)

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私の気付きそうな橋なので場所はおおまかに想像付くと思いますが^^