東雲水門の工事
(『東雲運河の工事』のつづき)

●鋼管を積んでいた台船のサイドビュー。背後のビルに陽光が反射して、手前の水面がキラキラ輝き、黒い船体と赤錆びた鋼管を浮き上がらせて、いかにも工事用船舶、といった精悍な表情。
「イ3号」の船名も、どこか旧海軍の潜水艦を思わるなあ…、などと、あらぬ方に妄想が及び、何やら興奮する船頭。
●1~3号径間の水面近くには、旗をつけたロープが渡され、管理橋の手すりには「閉鎖中」「工事中」の黄色い横断幕、電光掲示板には「通行止」と表示され、賑やかです。
3号径間には、錆色の角落しがはめ込まれて完全閉鎖。以前の工事より、一段と物々しさが増していますね。
●左側には、背高ノッポの杭打ち機を載せた台船が。
日曜日に通ったからよかったようなものの、これが平日だったら大変な騒ぎで、仮に通航ができるとしても、近づきがたい雰囲気だったに違いありません。まあ、そんな血湧き肉躍る場面も、見てみたい気持ちはあるのですが。
●セクターゲートの4号径間を通って、さらに南下。
昔は、ここから向こうをのぞくと、遮るもののない水路がスカーン、といった感じで広がっていて、いかにも臨海部であることを感じさせたものですが、橋が二本架かってからは、運河の空気ががらりと変わり、内水の雰囲気が色濃くなったようです。
●水門の南側にも、クレーンバージや台船が停まっており、3号径間の前を塞いでいました。
今回、来年3月までの工事で、基礎はもとより、外観も変えられるのでしょうか。長い付き合いの水門だけに、やはり気になります…。
【撮影地点のMapion地図】
(21年12月13日撮影)
(『富士見橋架橋成る』につづく)

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●鋼管を積んでいた台船のサイドビュー。背後のビルに陽光が反射して、手前の水面がキラキラ輝き、黒い船体と赤錆びた鋼管を浮き上がらせて、いかにも工事用船舶、といった精悍な表情。
「イ3号」の船名も、どこか旧海軍の潜水艦を思わるなあ…、などと、あらぬ方に妄想が及び、何やら興奮する船頭。

3号径間には、錆色の角落しがはめ込まれて完全閉鎖。以前の工事より、一段と物々しさが増していますね。

日曜日に通ったからよかったようなものの、これが平日だったら大変な騒ぎで、仮に通航ができるとしても、近づきがたい雰囲気だったに違いありません。まあ、そんな血湧き肉躍る場面も、見てみたい気持ちはあるのですが。

昔は、ここから向こうをのぞくと、遮るもののない水路がスカーン、といった感じで広がっていて、いかにも臨海部であることを感じさせたものですが、橋が二本架かってからは、運河の空気ががらりと変わり、内水の雰囲気が色濃くなったようです。

今回、来年3月までの工事で、基礎はもとより、外観も変えられるのでしょうか。長い付き合いの水門だけに、やはり気になります…。
【撮影地点のMapion地図】
(21年12月13日撮影)
(『富士見橋架橋成る』につづく)

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