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11月15日の川景色…2

(『11月15日の川景色…1』のつづき)

18016.jpg神田川を下り、美倉橋をくぐると、塗装工事でもしているのか、高欄がすっぽりとメッシュで覆われていました。

横断幕には「美倉橋工事中のため航行注意 平成21年8月中旬から平成22年2月中旬」とありました。神田川特有の上路式鋼アーチ群、大切にしていただきたいものです。


18017.jpgふたたび隅田川に出て、新大橋下流の屈曲部、日本橋消防署・浜町出張所の桟橋をふと見ると…妙なモノを発見。

桟橋に降りる階段の踊り場に、「火の用心」「火災予防運動」ののぼりが何本か立てられているのはいいのですが、その手前…昔風の半鐘と、はしごに取り付いてそれを鳴らそうとしている鳶風の男性が。…あれ? よく見たら人形でした
署員の皆さんの手作りでしょうか?

18018.jpg消防艇が出払って、桟橋ががらんとしていたのを珍しく思い見ていたら、上の「半鐘人形」を発見したわけですが、あんなところに人が登って、何をじっとしているのかと、一瞬ドキリとさせられました。

桟橋に掲げられた横断幕のとおり、火災予防運動の一環として展示されたものなのでしょう。少なくとも、河上から見たドッキリ効果は抜群のようです。

18019.jpg隅田川から、大島川水門をくぐり、大横川(旧大島川)にも入ってみましょう。高密度の桜並木で知られた水路だけに、紅葉もたっぷり楽しめそうです。

入ってみると、予想通り、いい塩梅の色づき具合。お花見の季節でなくともこの素晴らしさ、時間が許せば、ゆっくり櫓走して愛でてみたい気持ちになりました。

18020.jpg
ちょっと葉が疎らになっているところもあるのが惜しいですが、奥に目をやるほど赤味が増してゆく、グラデーションの妙味を楽しむことができ、大いに満足。

すでに潮は6分どおり満ちており、低い橋の続くこの区間と、平久川を抜けて外に出るにはギリギリの時間帯だったのですが…寄り道して良かった! 


(21年11月15日撮影)

(『11月15日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 神田川隅田川大横川大島川水門

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