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11月15日の臨海大橋…2

(『11月15日の臨海大橋…1』のつづき)

18006.jpg行き足をゆるめつつ、南側に出ました。構造の一本一本が、陽光にキラキラと輝き、バックも青空と言うことなし。

左側に見える艇も、我々同様臨海大橋見物でしょうか。




18007.jpgこちらは若洲側トラス。中防側にくらべて、上部トラスの進捗が若干遅く、まだ天端の部材が組まれていません。

防波堤突端の灯台も、すっかり橋の影になってしまったようですね。航路標識は、もちろん橋の方にも備えられるでしょうから、今後も点灯されるのか、気になるところではあります。


18008.jpg
若洲側に寄せながら、ゆっくり戻るとしましょう。ふと見上げると、あっ、橋の上に人影が! 日曜も作業を続けておられるのですね。目もくらむような、さえぎるもののない高所での作業は、さぞご苦労も多いことでしょう。
大きく手を振ると、作業員の方も、手を振り返してくれました。

あと、あまりに大きい橋のせいか、今まで意識しませんでしたが、この写真に写っている接続部、いずれ上部トラスが完成すれば、見られなくなるんですよね。旧ブログでも、豊洲大橋の架設中、接続部の断面を眺めて盛り上がったりしていましたが、これもいずれ、貴重な一枚になるかもしれません。

18009.jpg防波堤の内側から、若洲側トラスを望んで。

トラスの上に行き来するのは、どうしているんだろう…と、仔細に眺め回してみると、向こうの橋脚の間に、トラスに続く足場のようなものが見えました。あの中に、階段やエレベーターが設けてあるに違いありません。
しかし、船で橋脚の下まで行って乗り移るのは、特に波の荒い日などは、大変でしょうね。

18010.jpg
風も強くなってきそうですし、そろそろ戻るとしましょう。左を見ると、中防の稜線越しに、富士山とふたたびのご対面。

海に出られる方は、結構な頻度で富士山を見ているのかもしれませんが、何分こちらは、狭い水路ばかりを走っている川っプネ乗り。こんなに鮮明な富士山には、そうそう出会えません。
白い灯台とのツーショット、人工の丘とはいえ、疎林に見え隠れする富士の姿は、なかなか風流でした。


(21年11月15日撮影)

(『11月15日の川景色…1』につづく)

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タグ : 東京港臨海大橋東京港中央防波堤内側埋立地中防

コメント

No title

私の職場からもようやく橋が見えるようになり、来週からは仕事中に常時進捗具合がわかる様になりました(笑)

若洲側は中防側の2週後にクレーンが載せられたので、進捗もその分ずれているようです。
残トラスは武蔵、残りの箱桁は富士で架設される予定ですよ。

Re: No title

>すぎちゃんさん
職場から臨海大橋が見えるとは、楽しそうですね! 
武蔵と富士が来るのですか。今から楽しみです。情報ありがとうございました。

No title

12/6に起重機船富士(3000t)でトラス上の450tCC降ろすみたいですね。

Re: No title

>つり人さん
う~ん、今日は富士が来ていたのですか! 見に行けたら、豊洲大橋架橋以来の再会になったのですが、残念です。
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