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旧豊洲橋の撤去工事…2

(『旧豊洲橋の撤去工事…1』のつづき)

17016.jpg同じく9月6日の豊洲側橋脚。こちらももちろん、桁は撤去済みです。

しかし、背後の新豊洲橋、歩道のフェンスがやけに高いですね。これでは、眺望があまりよくないのではないでしょうか。
あ、もしかすると、いずれ旧橋側に拡幅するので、こちら側の歩道は仮設、ということなのでしょうか?


17017.jpg一月ばかり間をあけて、10月18日に通ってみたら…。おや、水管橋の橋脚が消え失せている!

工事は一段落したどころではなく、速度を落とさずに進んでいることを実感。再開発著しい豊洲に渡る、この道路の拡幅は急務なのでしょうね。


17018.jpg
新豊洲橋を、南側から眺めて。旧橋脚の高さとくらべると、新橋の橋脚や、桁下高の高いことが際立っています。

臨海部の歴史を眺めてきた、古い橋がなくなるのは寂しいですが、これで大型艇の通過も楽になり、船にとってはますます、走りやすい運河となることでしょうね。

17019.jpg
初めて走ったときの写真は見つからなかったのですが、平成7年8月の江戸川遡航時に撮ったものが、ちょうど上の写真とほぼ同じアングルでしたので、ご覧に入れましょう。

いや~、空が広いですね! 豊洲橋も心なしか、堂々として見えます。橋の向こうに顔を出す、水管橋の3連タイドアーチ、桁下にチラリと見える、豊洲水門の扉体は赤く塗られているなど、ちょっとしたことにも、隔世の感を覚えてしまうあたり。
ついこの間のこととばかり思っていましたが、もう、ずいぶん昔のことなのですね…。

17020.jpg
おまけにもう一枚、上の写真の直前に撮ったものも。豊洲橋をくぐった直後、南側を見たところ。
左手では、マンションの建設がすでに始まっていますが、右のクレーン付き上屋、奥に見える港湾局専用線・晴海線の豊洲橋梁(現在は撤去されて、橋脚のみ残っています)と、港湾部の雰囲気が横溢する、魅力的な水路風景が広がっていました。

豊洲橋梁が意外と低く、おっかなびっくりくぐったっけ…。
まあ、お役ご免になった旧豊洲橋のみならず、自分もトシをとるわけだ…と実感した、そういうお話です、はい。

(この項おわり)

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タグ : 旧豊洲橋豊洲運河

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