伏見十石舟…1

(『鍵屋資料館』のつづき)

15071.jpg本日2回目の舟遊びは、淀川をぐっと遡った派川の一つ、宇治川のほとりは伏見の中書島を半周するかたちでめぐる、濠川の観光船、十石舟。
短い距離ですが、河畔道が整備された、しっとりとした川景色の中をゆく和船の姿は、各所で紹介されており、一度乗ってみたいと思っていたのです。
(十石舟については、「伏見夢工房」をご覧ください)

中書島の駅を降りると、もう出発時刻が迫っていました。小走りに路地を抜け、息せき切って弁天橋の上から船着場を見ると…。よかった、何とか間に合ったようですね。

15072.jpg下流側には、3艘の十石舟が、両岸からもやいを取り、整然と一列に繋留されているのが見えました。もやいは一艘4本づつ、どれもピンと張り詰めてあります。

なぜ岸につけず、川の真ん中に? 何か理由がありそうですね。
撮影地点のMapion地図

15073.jpg
船着場に下りて、受付を済ませると、お客さんは我々を含めて二組。う~ん、この水面の近さ、いい感じですね。

私が息を切らしているのを見て、気を遣ってくれたのか、「まだ1分ありますよ。一休みしてから出ましょう」と、船頭さんが声をかけてくれました。ありがとう…。

15074.jpg乗り込むと、船頭さんは船尾の一段高くなった回転イスに腰掛け、船外機のティラーを握り、準備完了。

遠目には、一見バラック風(失礼)に見えたこの舟ですが、乗ってみると、実にしっかりとした造りでした。特に船体は、以前近江八幡水郷でも乗った、マルコブネ系の船首構造なのには驚き、興味深く思ったものです。


15075.jpgもう一人、ガイド役の船頭さんが船首に乗り込み、もやいを解いて出発。

船頭さんたちは、いかにも地元のオヤジさんといった、リラックスした雰囲気なのが好ましく、関東の世間知らずから見ると、ようやく濃い目の関西人(これまた失礼)に会えた気がして、かえってホッとしたくらいでした。

魚影が水面を透かして見える、透明度の高い川面を丸いミヨシで押し分け、舟は一路、三栖閘門へ!


(21年9月11日撮影)

(『伏見十石舟…2』につづく)

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タグ : 伏見十石舟 濠川

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