マニアパ的水路行…1

京阪間水運趣味旅行のお話は、ひとまずお休みさせていただき、お先に、去る9月20日の水路行を挟ませていただきます。

以前、佐藤淳一氏と大横川の最低橋・茂森橋にご一緒した(『水門先生と江東運河地帯…1』ほか参照)際、茂森君のサイテーっぷりがいたくお気に召したようで、「『最低橋T(シャツ)』がほしい」「つぎはぜひバドンさんを乗せてあげて」と、ご自身のブログで公言されるほど。愛しの茂森橋を気に入っていただけて、船頭冥利に尽きるお話であります。

バドン氏とは、先にパチもの問題でお騒がせしたテトぐるみや、水門やガントリークレーンなどのドボク趣味の絵柄をあしらった、ユニークなTシャツをデザイン・販売されていることで知られる、「マニアパレル」の主催者です。

バドン氏に、茂森君の比類なき最低橋ぶりを体験していただき、あわよくば「最低橋Tシャツ」を制作していただこうというのが、佐藤氏のご魂胆でありますが、さて首尾よく「洗脳」成るか、いなや…。

16001.jpg当日は、北東から東の風が少々強かったものの、秋らしく晴れ渡った上天気。もちろん運河の中では、波に悩まされる憂いもありません。

佐藤氏からの情報によると、バドン氏は団地を愛するあまり、公団住宅に入居してしまったほどの団地趣味者。道々、団地の見える運河を通ってほしい、とのこと。
了解、では曙北運河からアプローチ、汐浜運河を抜けて、江東内部河川に入るコースを取りましょう。バドン氏ご夫妻、佐藤氏とご一緒に、まずは曙北運河を北上。

16002.jpg曙北運河と汐浜運河の接続部、お肌の曲がり角ならぬ「運河の曲がり角」。

こんなにスパッと直角に近い曲がり方で、しかも角が観賞できるところって、そうそうないんですよ…などと、冗談とも本気ともつかない名所案内(笑)をしたものの、バドン氏はすでにそわそわして、心ここにあらずといったご様子…。


16003.jpg
左手に広がる汐浜運河は、ご覧のとおりの団地密集運河。団地がお好きな向きには、そこそこ楽しい水路かと思って入ったのですが、通向きではなかったかな、と不安もありました。
さっそくバドン氏に、汐浜運河沿岸の団地評をうかがうことに。

「あれ(写真右奥)はいかがですか?」
「悪くありませんが、ベランダの手すりが既製の量産品なのが惜しいです。やはり(パーツは)ワンオフがいいですね!」う~ん、なるほど。熱く、しかも筋の通った審美眼に、団地趣味の奥深さをかいま見た気が…。
撮影地点のMapion地図

16004.jpg南岸のこの団地は、プレス製のドアの色が気になったご様子。ドアのメーカー名も出るなど、まったくその豊富な知識(団地趣味者に失礼ですが)には舌を巻くほど。奥様も交えて、ホットな団地論に興じるバドン氏。

いや、ここまで喜んでいただければ、汐浜運河通過は失敗ではなかったようです!


16005.jpg個人的には、写真手前に見られるような、古そうで小さな団地(都営洲崎弁天町アパート)に惹かれるものがあるのですが…。

バドン氏によると、写真奥に建っているようなより巨大なものに、下層に店舗が入っているなど、通好みの部分が隠されている場合が多いのだとか(間違っていたらごめんなさい)。
恐るべし団地趣味、これ以後の水辺の風景は、また違ったものに見えてきそうです。


(21年9月20日撮影)

(『マニアパ的水路行…2』につづく)

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タグ : 団地 曙北運河 汐浜運河

コメント

こんにちは^^

なんだかコアな会話が。。^^
川の風景はいろいろな楽しみ方があるのですねi-185
続編も楽しみにしています!

Re: こんにちは^^

>エドルネさん
ええもう、バドン氏の濃厚なディテール解説に、見慣れた川景色が、まったく別のものになったような気分でした!
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