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水上バスで淀川遡上…8

(『水上バスで淀川遡上…7』のつづき)

15061.jpg銀色の水管橋の向こうに、国道170号・大阪外環状線を渡す、枚方大橋が見えてきました。終着の枚方船着場も間近です。

写真奥、水管橋の橋脚近くを見ると、だいぶ砂洲ができているようですね。船も大きくアウトコースを取って、船着場に近づきます。


15062.jpg枚方船着場が見えてきました。岸壁には、船に立っているのと同じのぼりが何本か見え、すでに到着を待っているスタッフがいるようです。

中央に見える白い尖塔は、水辺のヨシ(『葦』のこと。『アシ』は『悪し』に通じるから忌まれたと、以前近江八幡で聞きました)を題材に意匠化したものだそう。う~ん、ヨシでしたか。自分の第一印象は、ペンタイプ修正液でした。すみません。

15063.jpg船員さんが出てきてもやいを投げると、岸壁上のスタッフが受け取り、きびきびと接岸作業。

航程約20km、2時間10分ほどの船旅でしたが、船員さんが私を大目に見てくれたお陰で、初めての淀川を、心ゆくまで楽しむことができました。本当にありがとうございました(泣)。
…ちなみに、私の立ちんぼ時間は、合計1時間30分(笑)。

15064.jpg
枚方船着場は、淀川河川公園・枚方地区の中にあります。気持ちのよい芝生の法面から、接岸した船を眺めて。

ここはかつて、伏見発の三十石舟の寄港地として殷賑を極めた、枚方宿の浦…関東で言えば、河岸ですね。いにしえの栄華をしのばせる街並みが、旧京街道沿いに残っている街でもあります。
撮影地点のMapion地図

15065.jpg今回のツアーには、かつての船待ち宿であった建物を利用した、「市立 枚方宿鍵屋資料館」での食事と見学が含まれています。スタッフに誘導されて堤防道を越え、鍵屋さんへ。

ずっと立ちんぼで興奮していたせいか、お腹がぺこぺこです。イヤ、もちろん古い建物にも興味はあるものの、今は花より団子の心持…まずは腹ごしらえ!


(21年9月11日撮影)

(『鍵屋資料館』につづく)

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タグ : 淀川大阪水上バス鍵屋資料館水上バス

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