砂船づくし…1
(『水上バスで淀川遡上…6』のつづき)

●鳥飼大橋を過ぎ、しばらく遡ったあたりで、独航艀らしいシルエットの船が一隻、下ってくるのに出会いました。大川でもチラリと見かけた、待望の砂船です。
この後、枚方大橋下流まで、頻繁に砂船たちとすれ違うことになり、お仕事ブネ好きな私としてはもう興奮の極み! 「淀川水運ここにあり」の姿を目の当たりにし、すっかり嬉しくなってしまいました。川景色はひとまずお休みさせていただき、以下、砂船たちの無骨ながら魅力的な姿を、まとめてご覧いただきたいと思います。
●上の写真と同じ船です。
初見だけに、その喫水を深々と沈め、丸みのある船首で水を押し分けて来る姿に、沈みやしないかとちょっとハラハラさせられましたが、もちろんこれが常態なのでしょう。
●こちらはちょっとオシャレな、青い船体。前の船同様、前後の甲板に、エントコック(キセルの雁首状の通風筒)を立てて、小舟ながら一人前といった表情。
操舵室の上、キャンバスオーニングの日除けの軒先に、船頭さんの洗濯物(?)が下がっているのも、のどかな感じです。
●鳥飼仁和寺大橋の下流で、二隻が縦陣を組んで下ってくるのに出会いました。輸入物に押されているとの話でしたが、淀川の砂、まだまだ需要があるんだなあ…。
砂船たちのアンカーは、ストックアンカーが標準装備のようですね。
●上の写真の、後ろの船とすれ違ったところ。
胴の間に積まれた砂の表面は、きれいに均されているようですね。ホッパーや重機のようなもので、ドサッと積んだままなら、こうはいかないでしょう。荷役をしているところも、いずれ見てみたいものです。
●…と書いてから、検索してみたら、何と砂船の荷役風景を動画でアップしている方がおられたのを発見。ありがたや!
「ポンプ船(砂船)」(さとうきび畑)
ウ~ンなるほど、川底から自船のポンプで、直接吸い上げているわけか! あの船上に立っているL字のパイプ、給油装置か何かと思っていたのですが、胴の間に砂を流し込むためのものだったのですね。謎が氷解しました!
(21年9月11日撮影)
(『砂船づくし…2』につづく)

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●鳥飼大橋を過ぎ、しばらく遡ったあたりで、独航艀らしいシルエットの船が一隻、下ってくるのに出会いました。大川でもチラリと見かけた、待望の砂船です。
この後、枚方大橋下流まで、頻繁に砂船たちとすれ違うことになり、お仕事ブネ好きな私としてはもう興奮の極み! 「淀川水運ここにあり」の姿を目の当たりにし、すっかり嬉しくなってしまいました。川景色はひとまずお休みさせていただき、以下、砂船たちの無骨ながら魅力的な姿を、まとめてご覧いただきたいと思います。

初見だけに、その喫水を深々と沈め、丸みのある船首で水を押し分けて来る姿に、沈みやしないかとちょっとハラハラさせられましたが、もちろんこれが常態なのでしょう。

操舵室の上、キャンバスオーニングの日除けの軒先に、船頭さんの洗濯物(?)が下がっているのも、のどかな感じです。

砂船たちのアンカーは、ストックアンカーが標準装備のようですね。

胴の間に積まれた砂の表面は、きれいに均されているようですね。ホッパーや重機のようなもので、ドサッと積んだままなら、こうはいかないでしょう。荷役をしているところも、いずれ見てみたいものです。
●…と書いてから、検索してみたら、何と砂船の荷役風景を動画でアップしている方がおられたのを発見。ありがたや!
「ポンプ船(砂船)」(さとうきび畑)
ウ~ンなるほど、川底から自船のポンプで、直接吸い上げているわけか! あの船上に立っているL字のパイプ、給油装置か何かと思っていたのですが、胴の間に砂を流し込むためのものだったのですね。謎が氷解しました!
(21年9月11日撮影)
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