fc2ブログ

神社港のマイタゲート…4

(『神社港のマイタゲート…3』のつづき)

312041.jpg
マイタゲートの斜接部上半をアップで。回転灯の取り付け座、扉体の閉鎖検知らしいスイッチに延びるコード、横梁の位置にある小さなストッパー金具、取っ手の二つついた、四周をボルト止めされたフタ様のもの‥‥。閘門や水門としてのマイタゲートでは、あまり見られなかったディテールではありました。

312042.jpg
左手の堰柱(?)に、銘板を発見! 雲で日がさえぎられたせいかピントが甘くなり、かつズームが効いたものは撮れておらず、唯一見られそうなものも残念な結果になりましたが、何とか判読できそう。いや~、来てよかった‥‥。

一番上に工事名として「昭和59年度港湾浸食第2号/宇治山田港海岸浸食対策/(護岸補強上部工)工事」とありました。えっ、神社港じゃなくて、沖にある宇治山田港の一部扱いなんだ。あと、明らかに高潮対策なのに、「浸食対策」とあるのが気になるところ。ともあれ、ゲート群は造船所自らの手によるものでなく、公共工事で設けられたものだったことが分かりました。

嬉しかったのは4項目。品名に「ステンレス製10.00m×4.87m両開式ゲート」、扉体重量は21.6t、製作年月は昭和60年5月とあり、ゲートの諸元も判明。動力やスライド扉体のことに触れた銘板もどこかにあるのでしょうが、何分私有地内、これだけでもありがたい限りで、わざわざ訪ねた甲斐があったものです。

312043.jpg
せっかくなので、引き上げられた船台も一枚。手前に物が置かれていてわかりづらいですが、2軸の台車が、2本の鉄棒で2台連結されたもの。台車の間隔や台数は上架する船の大きさによって、調整されるのでしょう。車輪は鉄道同様のフランジ付きのように見えました。

312044.jpg

312045.jpgマイタゲートをのぞいた場所の、道をはさんだ背後には、ご覧のような樋門があったのでこちらもスナップ。スライドゲート3径間と、右の箱状のものもゲートみたいですね。

銘板を探したら、堰柱側面にすぐ見つかりました。船倉樋門、土地柄を想わせるいい名前。スライドゲートのほか、フラップゲートも3基あると。堤防の外側に、逆流防止用として併設しているようでした。
撮影地点のMapion地図

(令和6年2月1日撮影)

(『伊勢神宮の印象』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
クリックお願いします
関連記事

タグ : 勢田川神社港