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神社港のマイタゲート…2

(『神社港のマイタゲート…1』のつづき)

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一番左のマイタゲート。3基の仕様は径間の大小以外、大きな違いはないようですが、やはり最も気になるのが、各2本あるリブ状の何か。

これが閘門のマイタゲートなら、閘室に注排水するための小扉(バイパスゲート)を上下させる、スピンドルなんかが備えてあるところですが、この樋をかぶせたようなゴツさ、ちょっと想像がつきません。高潮時にがっちり閉鎖できるような、扉の鎖錠装置かな?

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ここで目線を右へ移動し、スイングゲート群を見たところで、謎が解けました! 扉体の下端に、幅いっぱいの上下する扉が、別途設けられていたのです!

なるほど、扉体を閉鎖してから、さらにこのスライド扉体(私が勝手につけた仮称)を下げて閉め、しかる後船台に残った水を排水する、ということでしょう。逆に開放する際は、ゲート内外の水位を均衡させる必要がありますから、スライド扉体を細目に空けて、船台内に注水するに違いない‥‥と、大いにうなずいたものです。もちろん運用は私の妄想で、確たる証拠はありません。

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スライド扉体の右半分を、ズームでアップにし観察。こちらの場合は、スイングゲートのリブ状のものがレール(?)で、それにかぶさった部分がスライド扉体と一体になっていて、一緒に上下する構造のようですね。右端に見えるレールの天地寸法が、上下できる範囲そのものなのでしょう。

子細に眺めていて「ん?」と引っかかったところが一つ。スライド扉体のスキンプレート表面に、上端に丁番を備えたフタ状のものが並んでいますね。下と左右辺はボルトが打ってあるので、常時開閉できる個所ではなさそうですが‥‥何かの点検ブタかな?

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こちらのスイングゲートは水面上に全体が出ていて、スライド扉体の下端まで観察できました。こちらにも点検ブタ様のものが見えますね。

意外だったのは、スライド扉体の下端に、レールを避けた凹部がないこと。う~ん、スロープ面にある水密のための閾、どうなっているのかな? レールの部分以外は、ゴムとか水密材が敷いてあるのかしら。距離があるので、よく見えずわかりませんでした。

312035.jpgともあれ、スイングゲートのおかげで謎が解け、スライド扉体の役割が分かった(ような気になっただけ)のは収穫でした。

いやしかし、こちらスイングゲート群も改めて眺めてみると、凄い光景ですよ‥‥。水門に分類すべきか、陸閘なのか微妙な立ち位置(?)ではありますが、マイタゲートと並び本邦無双のゲート風景を前に、感無量でありました。

(令和6年2月1日撮影)

(『神社港のマイタゲート…3』につづく)

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タグ : 勢田川神社港